BLOG

2015/1/27

なんとなく体調が悪い方

最近疲れやすい、昼間眠くなってしまう。夜はすぐ起きてしまう。寝つきが悪い。体の関節などが急に痛くなる。おしっこが近い。その割にはあまりおしっこが出ない。やる気が出ない。どこか体が悪いのではないか、病気ではないかと気になっている。消化器官(胃や腸)の調子が悪い。たまに下痢をする。このような症状はありませんか?これらは体が教えてくれる何らかのメッセージです。

病院に行って検査をするのもいいですが、細かい検査はきりがありません。検査を繰り返すことで不安が増すという事もよくあります。また、原因不明のまま処方された薬によって二次的に体の不調を増やしてしまうこともあります。そうなる前に、これらの症状の多くが精神的な問題から脳が作り出していることを知っておいた方が良いと思います。

脳が作り出しているというというのはどういうことか簡単に申しますと、ストレスを受ける係の脳が、その状態に我慢ができなくなって本来の働きとは違う命令を体に出してしまうのです。たとえば神経の経路に出して痛みとなったり、ホルモンの分泌を異常にしたりします。これにより様々な症状が出ます。本当にどんな症状でも出ます。うつ病、統合失調症、パニック障害、神経痛、首の痛み、腰の痛み、膀胱炎、前立腺炎、胃腸障害、頭痛、血糖値の異常、不妊症など。もちろんすべての原因が脳の誤作動にあるというわけではありません。人によっては医学的にはっきりとした原因が見つかるかもしれません。しかし、脳が作った症状である場合、それらほとんどの症状はまた、自分の脳が治せるのです。

そのことがわからずに間違えた治療を繰り返し、根本的な部分は何も手をつけないのであれば、治るわけがありません。脳が正常な命令を下すように修正することがまずはなにより大事であると思います。

なぜ脳は誤作動をしてしまうのか、それは耐えられる範疇を超えたストレスを受けたからだと思われています。そのストレスは自分が作ったものであることは間違いありません。ここが大切なところです。他の誰かが作ったものではありません。自分です。「他人が作った、原因は他人にある」と思っているうちは絶対に治りません。例えゆるせないようなひどい人間や環境が自分を苦しめていたとしても、原因は自分以外にあるのではなく、自分なのです。このことを厳粛に受け止めた時、癒しは始まっていくのです。

慢性病の場合、その原因となるストレスは自分で自覚できるものでないことがほとんどです。いえ、まず間違いなく自分ではストレスと感じていないものが原因となっているのです。自分が自覚しているストレスはもっと急性的な症状として出ます。体を蝕んできたストレスは自分の潜在意識の中に存在していて、自分がまだ気づいていない状態として徐々に膨らんでいくのです。そしてそれがある程度大きくなるにつれて脳が受け止められなくなり、誤作動という形で症状を出すのです。

私もそうだったのですが、たとえば心のどこかに他人をコントロールしたいという思いがある場合のことを話しましょう。「どうしてこうしないの?なんでそうするの?」周囲が自分の思惑通りに動いてくれず、知らず知らずのうちにそれがストレスになっていくことがあります。でもそれは本当はどうすることもできない問題なのです。人は変えることができません。コントロールすることはできないのです。そのことを知ることこそ病気のメッセージだったのです(もちろんこれは病気の原因の一例ですが)。他人が変わるとすれば、それはその人を無理やり変えようとするのではなく、自分が何か行動を起こした時に、その人をはじめとする周囲にも自然と変化が起きることでしかあり得ないのです。しかも一切の期待をしてはいけません。期待をすることイコール、ストレスになるのです。

職場でも家庭でも、文句を言わずに率先して仕事をやるような人が現れたことで、自分が良い方に変わった経験はありませんか?翻って、自分の何かを意識的に変えてみても、周囲の人で何も変化が見られない人もいるかもしれません。けれど変わらない人は変わらないのです。それは仕方のないこと。自分がどうすることもできないことであると、認識することでストレスから離れることができるのです。これはまだ治癒へのプロセスの一部でしかありません。でもこの文章を読んだだけで体の痛みが消えたという人がいたとしても不思議ではないのです。

光線療法はより楽な状態を体に思い出させてくれる、他にはない療法です。けろぴーでは独自のカウンセリングや手技療法も含めて回復を促していきます。まだ病気まで行かないけれど、なんとなくつらいという状態であれば、ぜひご相談ください。きっとお役に立てると思います。

«紫外線は害ではない
糖尿病について»
一覧へ戻る