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2015/6/9

光線療法の可能性、光により体は変化する

前回の続きです。

 

なぜ、光線療法がそれほどまでの機能があるとわかるのかと言われれば私の実体験からとしか言いようがありません。私は光線療法を続けながら、普通に日光浴するのと何か違うということに気づきました。しかし何かはわかりませんし、光線協会の方に聞いてもわかりません。しかし、何か素粒子レベルでの変化が起きているのではないかと漠然と思っていました。

ここからはあくまでも私の直感による仮説でしかありません。イチゴとヨギー(ヨガの実践者)の話があります。イチゴに対して科学者や生物学者、栄養学者などは自分の研究に則って説明をします。しかしヨギーはイチゴを食べてどうなのかを話します。つまり、自分で体験したことのみがすべて、それが一番大事だということです。食べないとわからないということでもあります。ですから私の光線療法についての私見もヨギーとしての意見として書きます。

 

人間には視覚以外にも光受容器が存在すると思います。つまり目で見なくても光を感じ、それを例えば松果体などに伝え、ホメオスターシスを維持する上でとても大事な部分が存在するということです。それは恐らくたくさんあるのではないでしょうか。その中で私が特に重要だと思う光受容器が足の裏と肛門、会陰です。簡単に言うと、足の裏や肛門、会陰(肛門と性器の間くらいのところ)に光を当てると体を正常に保とうとする力が漲り、狂っていた生体リズムを調え、例えば体温を正常化し、ホルモンの分泌を正常化し、それぞれの連携をスムーズにさせてくれることにつながるのではないかということです。普段、生活していると足の裏に太陽光を当てるということは滅多にありません。肛門はほとんどないと思います。光レセプターはもちろん他にもあり、例えばおでこなどに受けていれば普通に健康は保たれるかもしれません。しかし、何かしら自然から外れる生活をしている現代人は時には足の裏、時には肛門、会陰に光を浴びさせることが必要ではないかと思います。なんの光がよいかと言うと、明らかに太陽光です。すべての生命は太陽の恩恵で生きて行けるのです。シミになるからといって紫外線を忌み嫌う行いは大きな健康被害を生じてしまうことがあります。これも実証されていませんが、乳がんが増えている原因として日光浴不足であることは十分に考えられます。まず、太陽に感謝する生活に改めるところから始めて、十分に日光を体に当てる必要があるのです。私はオーストラリアで生活をしていた頃、体調が思わしくなく、自分の直感で日光浴を繰り返しました。特に肛門や会陰の部分を日に当てることが大切だと、誰に言われたことでもないのに実行していました。四方を囲まれたせまいベランダで人目をはばからず、行っていました。今思うと、この直感は正しかったのです。本当に体が必要としていることに本能的に応えることができたのは我ながらほめてあげたいところです。

 

しかし、オーストラリアは日差しがとても強いのです。15分も当てていると日焼けを起こしてしまいます。そこで、あまり長時間することはできなかったのですが、方向性は間違いなかったと思います。日本でもいくら気候がよくても長時間肛門に日光を当てていると日焼けを起こしてたいへんなことになってしまいそうです。

やはり紫外線は強すぎてはいけないのではないかと思います。

光線療法ではカーボンといわれるものを高熱で発火させて光を生み出します。自然界と同じ割合で赤外線、紫外線、可視光線を発光させることもできますし、症状により赤外線を強くしたり、可視光線を強くすることもできます。つまり多少のさじ加減でその状態にあった光を生じさせ、長時間照射することができるのです。私の経験上ある程度の時間は必要です。時間によって循環は改善されます。つまり、ちょうどいい光を当て、ある程度の時間(1時間前後)照射することで、生命恒常性機能が高まると思われるのです。外で裸になると風の影響もあり、時には体を冷やしてしまうことがあります。何よりリラックスして深く安らいだ時にホメオスターシスは回復してきます。ですので環境は大切です。香りによる効果や、音楽効果などを含めることでさらに効果を期待することができるのです。

 

このホメオスターシスを本来ある状態に戻す(外れていたものを組み入れ治す)ということはとても重要です。この力を無視した医療には未来はありません。

 

足の裏や肛門、会陰に光を受けることで人体には何が起こるのでしょうか。それを私が書くことはできません。なんの証拠もないのに、無責任な、儲けたいだけじゃないか、などとお叱りを受けてしまうかもしれません。現在の日本では医療の問題が深刻です。医療費が足りない、医者が足りないという前に病人を作ってしまっている考え方に問題があると思います。感染症や、外科的な処置が必要な場合、病院は必要です。しかし、ほとんの患者が慢性病による科学治療なのです。

慢性病は医者には治せません。そうはっきりおっしゃるお医者さんも増えてきました。糖尿病による人工透析ををされる方は年々増えてます。一度透析を行えば一生続きます。一人につき必要な医療費は年間500万円以上とも言われています。

国は慢性病に医療費を使わずに予防医療に使うべきなのです。慢性病で治らないとわかっていて通わせるのは何が目的でしょうか。一部の権力者が医療ビジネスに乗じて国民を苦しめているということはあってはならないのです。ほとんどの場合、悪意はなく、ただわからないのです。対処療法が悪いということではありません。それがベストと思って処置してくれるお医者さんを責める気持ちは全くありません。しかし、ほとんんどの方が光線療法やその他の回復に至る考えを知らないのです。それが残念でなりません。対処療法をしながらでも、まずできること、それが光線療法であるのです。

人工透析を勧める医者は果たして何が目的でしょうか、設備投資をしてしまったが故に患者のノルマを設定しているとしたら本当にとんでもないことです。慢性病は病院では治せません。治すことができるのは自分しかいないのです。自分の命を医者に預けて、先生何とかしてくれと縋っても奇跡は起こりません。どんな金持ちがガンになっても死んでいきます。もちろんどんなことをしても回復しないことはあるでしょう。しかし私はどんな状態でも治るチャンスがあるということを伝えたいのです。私は長年、人々を健康に導く仕事をしてきましたが、そこから離れました。しかし、自分が大病をして学んだことは実に大きく、かつての知識だけの私とは比較にならないほど知恵が湧きあがってきます。決してあきらめる必要はないのです。病院は必要なところだけ助けていただき、自分で責任を持つという強い信念の扉を開いたとき、すごい力が湧き上がってきます。その力に委ねること以外に何があるでしょうか。そこに行くまでの道案内をさせていただくのが私の仕事です。私のマッサージは自分自身がホメオスターシスで満ちているからこそ可能になるものです。こりをほぐすや筋を伸ばす、歪みを治すなどとは目的が違い、ちょうどいい状態に戻すことが目的です。ぜひ、体験してみてください。

 

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