うつ病なんて怖くない

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うつ病なんて怖くない

2019年04月11日 木曜日

うつ病を発症して長い年月治らない人がいます。何年も薬を手放せない。何かあるとすぐに抗不安薬を飲まずにはいられない。薬がないと不安で不安でたまらない。一生このままでいいとは思わないがどうすることもできない。

 

このような方が実は多いようです。

 

私が発症したうつ病、パニック障害、不安恐怖症は実に重いものでした。私も心療内科に行きましたが、私ほど重症の人はいませんでした。普通に通うこともできなければ、待合室にいることもできません。なぜできないかと言うと怖くてたまらないからです。

 

パニックの発作はなった人にしかわかりませんが、実に恐ろしいものでした。すべての景色が変わり、ゆがんで見えました。まるでムンクの「叫び」の世界です。私の発作は特に重く、何もすることができなくなってしまいます。そして突発的に死んでしまおうとする自分が怖いし、本当に死ぬのではないかという恐怖がとても強く出ました。

 

不安で外にも出られません。床屋に行ったら10分も座っていられません。汗でびっしょりになり、呼吸が荒くなり、苦しくなってしまうのです。

 

テレビもネットも怖くて見れません。怖い事件や世の中の苦しみなどに過敏になり、胸が張り裂けそうになるのです。

 

電話が来るだけで怯える毎日です。何もかもが受け入れられず、緊張で体は冷え切り、体はあらゆるところが痛くなり、気が狂う寸前まで行きました。

 

うつ病、パニック障害、不安恐怖症、これらが同時進行してしまったのが当時の私で、二度と元の状態には戻らない、もっと悪くなる予感に常に襲われました。

 

体に力が入らない、エネルギーが枯渇している感覚、気持ちが常に落ち込み、次から次へと不安が襲ってきました。

 

よく一般的にパニックになったと気軽にパニックという言葉を使いますが、本当のパニック障害を体験すると二度とこの言葉を使うことは無くなります。それほど一般的に思われているパニックとは次元が違うものなのです。

 

どんな病院に行っても驚かれ、これだけ過敏になってしまうと薬を限界まで増やして閉鎖病棟に入院させるしかないとまで言われました。

 

こんな私がすべてのうつ病、パニック障害、不安恐怖症をすべて克服したのです。ですから今がどんな状態であっても大丈夫です。

 

私は精神薬も飲んでいましたが一年以内にすべてを止めました。止めてからは一度も薬を飲んでいません。それどころか一切の薬を飲んでいません。風邪を引いても自然治癒力で治しています。

 

そんな私が現在、どんな状態かというと、本当に平安な心の状態なのです。不安が長居することはありません。恐怖もありません。こんなに心が穏やかで静かであるのは生まれた時から遡ってもありませんでした。私は重い深刻な精神病を体験した後、生まれ変わったように心の中が晴れ渡り、病気をする前よりはるかに幸せになったのです。

 

私は決して完璧な人格者ではありません。聖者でもありません。普通です。しかし心の中はいつも平安でいられます。私は病気を克服して不安や苦しみの原因となっているものを一掃することができました。そしてやっと幸せを自分の人生の中で感じられるようになったのです。このことを私は多くの人に伝えたいのです。どんなに外面を作っても自分の心の中がいつも争いや不満、不安で占められていたら、幸せは感じることはできません。

 

自分の外の環境がどんな状態であっても、物質的には恵まれなかったとしても、社会的な地位もお金も無かったとしても、心が揺れ動くこと無く、いつも穏やかでいられることこそ素晴らしいことはありません。

 

どんな時も心が乱れないのかというと、それは違います。ニュースで争いを見たり、残酷な事件を見たり、残念な行動をとる人に遭遇すればいやな気持ちになります。青空に暗雲が立ちこめて来たかのように光りを遮ります。

 

私はそこからできるだけ早く自分の思考を切り離すことができます。嫌な人に遭遇してしまった時、10分引きずればそれだけ心は濁ります。一日中引きずればもう濁りきってしまうでしょう。それを10秒で断ち切るように意識します。

 

断ち切るという言葉は方便に過ぎません。自分は実は何もしません。何もしないという「大事なこと」を思い出すのです。

 

自分でどうにかしようとしているうちは不安や怒り、不満は消えて行きません。何もせずに「ただ、通り過ぎるのを待つ」ことができると、今まで無駄に戦っていたということにようやく気づくことができます。戦う相手がいなくなった不安や怒り、不満は消えていくことしかできないのです。

 

あれほど巨大で自分を覆い潰してしまうように感じていた不安のエネルギー、苦しいエネルギーは実は自分自身が巨大化させていたに過ぎないのです。

 

 

 

そして今している行動に100%意識を向けるようにします。行動が思考でおろそかになっていることに気がつく必要があります。歩くのなら歩くことだけを100%している人がどれだけいるでしょうか。みんな考え事をしたり、スマホを見ながら歩いています。そのため、体の感覚や季節の移り変わり、景色、空気、自然の香りなど一切印象に残らずに考え事ですべてが濁ってしまうのです。

 

考えることを止めると生きていけない、明日の計画をしなければ何もできない、このように思われるかもしれません。私が言いたいことはそうではありません。明日の計画は当然しなくてはなりません。しかしその時も余計な思考に振り回されないでできるだけ迷わずに決めた方がよいのです。

 

そのためには普段から行動や感覚に意識を向け、できるだけ思考に振り回されずに意識的にいなければいけません。

 

慣れないと難しく感じますが、毎日意識しているととても気持ちよく感じてきます。考え事をしながら何かをすることは質が悪くなることがわかってきます。包丁できゅうりを切るのも他のことを考えたり、おしゃべりしながらやりたくなってしまいますが、きゅうりの厚さはひどいものです。きゅうりを切るのでも100%切ることを意識的に行うと、きゅうりの厚さも感動するほどきれいですし、味も違います。本当に料理には差が出ます。自慢になるかもしれませんが、私の料理は本当においしいです。それこそ気が入っているのです。

 

話は本題に入ります。

 

うつ病はどうしたら治るのか、治そうと思わないことです。自分では治せないと知ることも大切です。

 

壊れた心を心が治すことはできないのです。

 

ではどうしたらよいか、「自然の力で治る」のです。

 

自然の力を今こそ思い出すべきなのです。どんな病気も治してくれるのは自然の力であって、自然から外れた治療ではありません。薬の力を借りなくてはならない時はあるかもしれませんが、決して忘れてはいけないのは、薬で治るということではありません。薬を飲んでいれば治ると思っている人はいつまで経っても薬に頼るしかありません。

 

薬を飲んでいても、飲んでいなくても、共通して言えることは自然の力が働いてくれるように、自分が何かを変えなくてはなりません。自然の力が働かない原因を取り除いてあげる必要があるのです。自分の治癒を妨げるのは自分に原因があるのです。その真の原因から目を背けてはいけません。

 

心の病気も体の病気も全く同じです。自然治癒力が真に発揮できれば驚くほど自然に治っていきます。常識とは違うのかもしれませんが、常識が追いついてくるのを待っていてはいけません。病気が治らないのは自然治癒力が妨げられているに過ぎないのです。

 

私が書いていることは自然治癒力を向上させると言う治療院と必ずしも同じではありません。なぜなら多くの治療院が心の病気に対してはアイデアを持っていません。何が起きているのかわからないのです。そのため、ただ薬は毒だ、自然治癒力だと言っているだけで具体性に欠けるケースが多くあります。

 

あえてこのことを書くのは、自然治癒力について深く知ること以外、治癒の道は無いからです。そのため中途半端に自然治癒力を理解して、結局科学療法に頼ればよかったと堂々巡りしてしまわないように思うからです。

 

自然治癒力と書くと、「ああ、よく言われているやつね」と使い古された言葉にどうしても伝わってしまいます。自然治癒力を謳う自然療法を信じて病気を悪化させた、そのような根拠のないものを信じても怖い、病院治療が最善であることは間違いない、このように思われるかもしれません。

 

病院治療が最善だと信じている方に理解していただこうとは全く思っていません。説得する気持ちもありません。

病院治療に疑問を感じている方で、自然治癒力と言っても、実際は・・・と不安になられている方に私は知ってもらいたいと書いています。

 

自然治癒力について説明することは難しいのです。私がすべてわかっているわけではありませんが、普通の人よりははるかに体験をしています。人は自律神経が崩れる、生命エネルギーが枯渇するに連れて自然治癒力がどんどん落ちてしまいます。特に精神的な健康を治癒させていく力は極めて低下してしまいます。どちらかというと悪化が始まります。

 

例えばうつ病の状態でも体に傷があれば自然治癒していくと思います。それでも健康な時より少し治癒が遅いと感じるではないでしょうか?

 

心が病んでしまうと自然治癒力が心に働くことは難しくなってしまうのが事実です。心の傷、壊れたしまった心を治癒させていくほど自然治癒力が働いてくれることは普通の感覚では難しいのです。体よりもはるかに敏感で繊細なものだからです。普通の感覚と書きましたが、ここがポイントです。なぜなら本当は自然治癒力で治るのですから。

 

そのため、自然治癒力で治るという言葉が頼りないない感じてしまう人がいるのかもしれませんが、私は断言します。自然治癒力で治ります。自然治癒力しか治すことはできません。

 

健康な時に、ペットが死んだり、失恋したり、挫折したり、このような心が傷を得た時に、薬では治らない、治してくれるのは時間だと、自然治癒を体験したことがある人は多いと思います。

 

現在、病んでしまった心に自然治癒力が届くために、自然治癒力が働いてくれるために、少し知らなくてはならないことがあるだけです。混乱を鎮めて、元からあった秩序に波長を合わせていく、これは自分がしなくてはならないのです。

 

すると自然治癒力はいつも自分を包み込んでくれているので、自分の心が波長を合わせるだけで治癒が始まるのです。

 

なんだか急に難しくなってしまったと感じるかもしれませんが、本当は難しくありません。言葉だけで伝えるのが難しいのです。例えば私の療法院で私と話し、私の手技を受け、光線療法を受け、それを何度か繰り返しているうちに自然に混乱が静まり、自然治癒力が働きやすい状態が起きるのです。

 

 

心の病気は自律神経や血流、ホルモン分泌と関係があります。そのため、身体の不調も同時に発症することがよくあるのですが、心の病気が回復されることと、身体の不調が回復することは比例する可能性が大いにあります。

 

例えば、明らかに負担に感じていた要因に気づき、それに終止符を打つことができれば、心は瞬間にして軽くなることがあるかもしれません。今までだらだらと続けてしまった習慣に区切りをつけたら心の不安が小さくなるかもしれません。

 

すぐに体が反応しないこともあります。それは体の中に負のエネルギーが滞在していて、すぐには流れていかない状態だからです。

 

キッチンシンクの排水溝に汚れがこびりついてしまっている場合、水を流しただけではきれいになりません。少し時間が必要になります。だんだんきれいになっていくのを待っていればよいのです。しかし場合によっては排水溝の汚れを取る洗剤が必要なことがあります。

 

排水溝に洗剤だからといって心にも薬とは言っていません。

排水溝にも本当は自然のものを使ってきれいにできるのかもしれませんが、私はそれについてはわからないので洗剤と書きましたが、心に必要なのは自然の力なのです。

 

何かが変わるとき、変化はすぐには起きないこともあります。特に始めたばかりは明らかな変化を感じにくいことがあります。もしくは最初、直感的に変化を感じても、その後停滞した感じになることがあります。だんだんとゴールに近づくに連れて変化が明らかに感じられるようになります。その直前まで感じられないという人もいます。

 

しかし大事なのは、しっかりと行動に移すことです。自分の中ではっきりとした意識で自分を変えていく具体的な行動を続けることが大切です。

 

そのためにまるで難関大学を受験するかのような努力が必要だとは思わないでください。

 

努力という言葉が似合わない、当たり前の行動を行い続けるだけですので誰にでもできることなのです。

 

その上で、適した療法を取り入れることは大きな助けになることでしょう。うちで言えば、光線療法、はり灸、手技整体術、そして呼吸法やヨガ、ストレッチ、有酸素運動など、自分一人では乗り越えられないと感じる場合は、誰かの力を借りて立ち上がってください。誰かの力を借りることは時には必要です。たった一人で乗り越えようと思わないで大丈夫です。

 

ですが、必ずしもお金が必要だとは思わないでください。お金に余裕があれば私の療法院や治療院、お近くのマッサージ、民間療法など、光線治療器の自宅治療などができますが、お金をかけなければ治らないということは決してありません。自然の力を自分に生かす知恵は必ずわかります。私も知らないような素晴らしい知恵はきっとまだまだあります。

 

できれば家族や身内の方に理解していただき、もう一度自分が健康を取り戻すために力を貸してほしいと協力を得てください。ご家族の理解を得れていないのであれば、それも心の負担になっていることでしょう。まずは理解してもらうことです。どうしてもネガティブな気持ちになってしまうのはあなたの性格に問題があるわけではありません。そのような病気だからです。どうしても行動が伴わないのは怠けたいからではありません。そのような病気だからなのです。

 

今の状態で心を奮い立たせて、体にむち打って、状況を変えようと努力することは悪化させてしまうことに繋がります。今は何もできなくていいのです。その何もできない自分、何もできなくなってしまった心を受け入れることから、新しい一歩が始まります。そのことを家族と共有して理解してもらってください。あなただけが苦しむ必要はありません。

 

その上で、自分が苦しんでいたこと、戦っていたこと、それらを打ち明けてください。正直に向かい合って、今は壊れてしまったけど、必ずここから復活するから、それを信じて見守っていてほしいと伝えてみてください。

 

何に力を借りるべきかは自分で考えてください。そしてできるだけ自分の課題ですから、自分でできることは自分でやらなくてはいけないということも忘れないでください。

 

現在、ご家族が同居していなくて一人病気で向き合わなくてならない場合、そのことを受け入れるしかないのだと思います。どんなこともプラスの面とマイナスの面が同時に存在しています。一人だからこそ気づくこともあると思いますし、そのことで起きているプラスの面だけに気持ちを向けてみてください。

 

そして家族以外でも力になってくれる人がきっといます。ですから自分から心を開いて打ち明けてみてください。

 

私でよかったらいつでも力になります。

 

なぜなら私がとても苦しい時、それまでほとんどお付き合いの無かった方がとても力になってくれました。その方のお陰で私は潰れそうになった心をどうにか繋ぎ合わせることができました。そのため健康を取り戻してから、自分も誰かの力になることで、その恩を返していこうと思っているのです。

 

どうして自分だけこんな思いをするのか、自分だけ苦しまなければならないのか、不公平だ、このように思わないでください。

 

今の病気は自然から与えられたギフトです。本当にそうなのです。私は病気を通して多くのものを捨てることができました。そのお陰で悩むことが無くなりました。人と比べて嫉妬することも、卑下することも無くなりました。心が本当に軽くなりました。私は病気にならなかったら、このようなことを学ぶことはありませんでした。

 

乗り越えられるから与えられています。そして自分が本当に変わりたいと心の底で思っていたから病気が与えられたのではないでしょうか。病気は不幸ではありません。自然から見放された訳ではありません。不自由で満たされない、不満足と思える今、この時でもあなた自身は心の奥で自然の恩恵を感じているのです。