不安との向き合い方

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不安との向き合い方

2020年02月25日 火曜日

病気になると誰でも不安が強くなります。

 

これから先、どうなってしまうのだろう、もっと悪くなってしまうのではないか、先のことを考えないように意識しても不安が消え去ることはなく、

その不安によって体もどんどん悪くなっている気がする。

 

このような方は多くいます。

 

体のバランスが崩れると不安は多く出るようになります。不安を抑えるホルモンの働きが弱くなり、抑えが効かなくなるからです。

 

不安さえ小さくなっていけば、こんなに苦しまないのにと思う方も少なくないと思います。

 

私もかつて極度の不安恐怖症に苦しんだ経験があります。何度も死んでしまいたいと思い、自殺しようとする自分を必死で抑える毎日を過ごしたことがあります。

なぜこんなに不安が強く出るのか、なにもかもがつらく感じてしまい、希望もなにもありませんでした。

 

こんな私がなぜ復活できたのか、その秘密を書きたいと思います。現在はお病気で悩まれている方々と毎日向き合い、どんなつらい相談を受けても私の中に不安が忍び込むことはありません。

いつも落ち着いた自分がいます。このような自分になるにはコツがあるのです。

 

私が復活できたのは光線療法の力と食事療法、運動トレーニングの成果もありましたので、どんな時もあらゆる角度から健康を見つめ直し、バランスをとる必用があるということを前提にお読みください。

 

不安に襲われ、体は震え、手足が冷たくなり、「ああ、また不安に飲み込まれそうだ、どうしたらこの不安から逃れることができるのだろうか」

「こんな自分にはうんざりだ、こんな自分は死んだ方がましだ」「この不安は自分でどうにかできるものではない、恐ろしい、自分はこの不安にずっと苦しむだろう」

 

このような状態に近くありませんか?

 

大切なことは、不安はどれだけ出ても構わない、ということです。

 

不安をコントロールしようとすることも、不安を抑えつけようとすることも、戦うことも、不安を理解しようとすることも、しなくていいです。

 

不安は突然襲ってきます。何かの情報を聞いたとき、誰かの言葉を聞いたとき、過去の出来事を思い出したとき、未来の何かを予測したとき、

 

きっかけはいつあるかわかりません。どんなことも引き金になってしまいます。

 

しかし恐れないでください。不安は出てきていいのです。

 

大切なのは向き合い方です。

 

不安が出るのは「人間として自然な現象」だと思ってください。

 

不安が出たことに対して「批判的」になっていた自分に気づいてください。

 

その「批判」は自分に向いていますか、他人ですか、過去ですか、未来ですか、

 

どれでも構いません。「ああだこうだと判断しようとしていたこと」「批判しようとしていたこと」に気づいてください。

 

不安は敵ではありません。招かれざる客だと思えば思うほど、あなたの中に滞在し、大きな存在として感じられてしまいます。

 

友人として招いてみてはどうでしょう。

 

これができれば驚くほど事態は変わります。不安はすぐに脅威ではなくなり、あなたも怖くなくなっているはずです。

 

しかしこれがすぐにできる人は希です。よほど魂を磨いてきた人に限られます。

 

そこで、不安が出ても「これは人間として自然の反応だ」と問題視せず、批判せず、ただ眺めてみるのです。

 

不安を観察してみようと思ってください。

 

できなくても何度もやってみてください。不安が襲ってきて、最も苦しい時、すべてが吹き飛んでしまい、ただ震えているだけになってしまうかもしれません。

動悸が激しくなり、呼吸が苦しく、涙が溢れてくるかもしれません。これらの身体的な感覚も経験として眺めてみるのです。苦しさを体験していると思ってみてください。

 

どんなに苦しい時でも、それができるということに気づいてください。

 

客観視するのです。不安そのもの、体の苦しさ、痛さ、そのすべてを体験していると思って、優しく見守ってあげます。

 

自分に対する「思いやり」、これが重要なポイントになります。「優しい視線を自分に向けてあげてください」

 

決して批判的にならずに、思いやりを自分に与えてあげてください。

 

ただそれだけです。

 

それを繰り返していると、次に不安が襲って来たときに、襲ってくる度に感じることでしょう。

以前より不安が怖くない、敵ではないと。

 

どんな不安が襲ってきてもいいと思ってください。自分も誰も悪くない、すべてはあるがままだと、それだけなのだと思ってみてください。

 

すぐに思えなくても、何度もやっているうちに客観視している自分がはっきりと感じられるようになります。

 

この客観視している自分こそが本当の自分です。どんな嵐の最中でも冷静に落ち着いている自分は初めからそこにいたのです。

 

それが本当の自分です。不安が出てくるのはいらないものを捨てている現象に過ぎません。

ですからそれに動揺せず、受け入れていたら自然に消えていくようになっているのです。

 

これは禅でもヨガでもマインドフルネスでも共通して言われていることです。私たちはみんな同じように不安を克服することができます。

 

この体験は人生において、とてもスペシャルです。ですからとても大切なことを学んでいるということにインスピレーションを働かせてください。

 

このインスピレーションは誰の中にも必ずあります。私たちはエゴの殻を破って自由に生きるために、ずっと旅をしています。

 

本当の自分に出会う旅です。すべての憂鬱から自由になるチャンスは今ここにあるのです。