再生不良性貧血と光線療法

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再生不良性貧血と光線療法

2016年04月04日 月曜日

当院に再生不良性貧血と診断された方が通院されています。

最初にいらした時は血液検査で血液成分のすべての要素が正常値の3分の1以下まで落ちてしまい、骨髄移植が可能な近親者を探すように言われ、数日後に無菌室への入院を勧められた状態でした。

 

当院に来られた時には顔色が良くなく、息切れが気になると言ってましたが、これからどうなるのだろうという不安も強く、生命力が落ちているのが感じられました。

お母さまのご紹介で光線療法を知り、光線療法についてはある程度の知識はあるようでしたが、もちろん確信には至っていません。私は光線療法を受けることでどのような可能性が生まれるかを説明し、入院まで毎日光線を受けていただくことをお勧めしました。

 

病院の治療は薬物療法が主になり、それで結果が出なければ骨髄移植という流れになります。骨髄移植をしたとしても、よい方向に行くとは限りません。無菌室での生活が長くなり、薬物による薬害や、治療費のことを考えればできるだけ避けたいところです。私は自然療法の様々な可能性を紹介し、できるだけ自然療法で治すことをお勧めしましたが、命に係わることですので、検査数値の結果を見て判断することになりました。

 

翌週の血液検査ですぐに結果が出ました。わずかですが数値がよくなり、光線療法による可能性を本人もご家族も感じることができました。ここでこの患者さんは素晴らしい決断をしました。しばらく入院は延期することを病院に告げ、仕事を休み、連日できるだけ光線を受けることを「今、できる最善のこと」と判断し、実行したのです。

 

入院が迫っている時、私は「決断の時ですね」と言いました。「私なら光線療法を毎日続け、入院はしない、しかし、決めるのは本人です。自分で決めることで自然治癒力も発動するのです」と言いました。

ご本人はしばらく入院は延期し、毎日の光線療法を選ぶことができました。それには勇気が必要だったと思います。私自身も背中を押させていただきましたが、決断したのは本人です。ここから驚くほどの自然治癒力が発揮されたのです。

 

光線療法以外にもあらゆる手技療法をさせていただきました。主に体内の老廃物、疲労物質を排出していく指圧、マッサージを行い、気の補給も毎回行いました。また、食事、運動などの療法についてもご紹介し、ご本人も意欲的に取り組みました。

 

ほぼ毎日の通院が一か月続き、血液検査は驚くほどの結果が出てきました。病院では入院や骨髄移植に関する話は消え、さらに数週間後には処方されていた薬も無くなり、検査による観察のみになりました。

 

そのころから毎日の通院を週5日、4日、3日と縮めて行きましたが、それでも血液検査の結果はどんどんよくなり、正常値に手の届くところまで回復したのです。

 

病気を発症されてから3か月でこの方は会社にも復帰されました。ご自宅にも2台、光線器を購入され、週一回の通院を続けながら元の生活に戻ることができました。

 

私が今回感じたのは、とにかく早期に自然療法に取り組むことができたことが何より大きかったと思います。体がおかしいと感じて病院に行き、病名がわかってから一週間以内に当院に来られました。これがもう少し遅かったらまた結果は違ったと思います。自然療法にもいろんなものがあり、それぞれよいものもあると思います。しかし、患者さんの貴重な時間を費やしてしまう訳で、今回のように危機一髪の場合もあります。私は様々な自然療法の中で、光線療法を最善と認識するケースが多く、今回も私自身のゆるぎない確信が患者さんに伝わったことが好結果を生んだと実感することができました。

 

光線療法に携わっている方の中にはこの確信の薄い方がいることを感じます。光線は続けることで必ず結果が出てきます。しかし、一回や数回でどうなる訳ではなく、ある一定の回数が必要になります。私のところに来られる方は光線を信念を持って受け続けるから結果が出るのです。これまでも光線を受けたことがあるという方もよくいらっしゃいます。ほとんどの方が光線の真の力を理解していません。

 

光線だけでは病気を克服することはできません。しかし、治癒していく上での柱になってくれます。その柱に頼る時は頼り、できることから自助努力をしていくことで病気を克服することができるのです。再生不良性貧血と診断されたこの患者さんも(今は患者ではありませんが)、初めは光線や手技療法に頼りましたが、毎日の有酸素運動、ストレッチ、呼吸法、食事療法などを根気よく続け、何よりこれまでいかにリラックスを忘れて無理をしていたかということに気づいて、心を楽にしてからどんどんよくなっていきました。私は病気のほとんどの原因はストレスだと思っています。病気になったことで、それをチャンスととらえ、生き方を変えることが何よりも大切です。簡単に薬や手術で治ってしまってはまた繰り返します。病気になった真の原因を明らかにし、自分のライフスタイルに革命を与えることができれば、病気になったことにも、いつか感謝できるようになるのです。

 

いかに自然と離れた生活を送っていたか、不自然な生活を続けていれば必ず病気になるのです。必ず心が先に病んできます。難しいカウンセリングを受けるよりも、自然に沿った生き方、自分らしい生き方を思い出すことで必ず蘇るのです。光線療法は人工的な照射ではありますが、自然の太陽光を再現したものです。太陽の恵みによって生かされているということを思い出すきっかけにもなるのです。