慢性前立腺炎と診断された方へ②

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慢性前立腺炎と診断された方へ②

2018年10月04日 木曜日

慢性病は病院では治らないと思った方がよいと私は思います。自分のすべての健康を病院任せにしてはいけないということです。

 

慢性前立腺炎の患者さんでもすべてが同じではありません。しかし共通しているところはあると思います。私の療法院に通ってくださる方には毎回会話を重視し、どんなところに課題があるのかを明確にし、共通認識を持つようにしています。

例えば食生活、睡眠、運動習慣などをヒアリングし、普段どんな姿勢でいることが多いか、どのような動きをするか、どんな運動が足りていないか、何を食べているか、不自然な生活習慣はないか、などを見つけていきます。仮によく歩いていたとしても、ストレッチをしていたとしても、やり方がよくないということがよくあります。歩き方は間違っていると腰や膝、股関節、足首など至る所にゆがみが生じてしまいます。これらを改善するには整形外科や整体ではなく、正しい歩き方、正しいストレッチを学ぶことなのです。

 

食事に関しても情報はたくさんありますが、何が正解なのかわからない人が多いと思います。私も闘病中、食事からだと思い、様々な本を買いましたがよくわかりませんでした。

 

食事についても細かくアドバイスできますが、まず大切なのは腸環境を整える食事です。善玉菌と言われるものがやはり大事です。さらに善玉菌のえさとなる繊維質も大切ですし、ミネラルが不足していないかも大事です。カルシウム、マグネシウム、鉄などです。さらにたんぱく質も不足しないようにしなくてはなりませんが、肉類ばかりでは腸環境が悪くなります。そのため、酵素なども必要になってきます。

 

体に積極的に摂るものを考えると同時に、避けるべき食品にも気づかなくてはなりません。砂糖、添加物、酸性の食品(インスタント、スナックなど)などです。旬な食べ物を選び、バランスを重視していればサプリメントなどは摂らなくても大丈夫です。

 

またビタミンDも重要な栄養素です。これに関しては話が長くなるので別の機会にいたします。

 

慢性前立腺炎の方に共通しているアンバランスは自律神経に見て取れます。自律神経がある所まで崩れるとなかなか元に戻りませんし、あらゆる体調不良が現れてきます。原因が自律神経にあるとわからずに病院で検査を繰り返してしまう人が多いのです。

 

自律神経のバランスを取り戻すためにできることを真剣に考えることが大切です。そして同時に血流を改善する必要があります。血流が悪くなると慢性病の元になります。ほとんどの慢性疼痛は血流の悪化と関係があると私は思っています。血流の悪化と自律神経のアンバランス、不調が慢性的に続くと体は常にストレスを受けている状態になり、ストレスを和らげるホルモンを常に分泌し続ける非常事態に陥ります。しかし元々の原因である慢性的なストレスを解決できていない場合、自律神経の異常や血流の低下は改善することが難しいと言わざるを得ず、体のあらゆる生体バランスが崩れだします。そして体の健康を維持する上で必要なホルモンバランスや免疫系統に異常が出ることが考えられます。いつしかホルモンは必要に応じて分泌されなくなり、慢性的な疲労感が現れます。その一方で体の至ところに血流不足が進み、脳への血流が低下するのと緊張が続くことで脳の誤作動が生じ、慢性疼痛、泌尿器系の異常、排便異常、胃腸過敏、などが起きることが考えられます。それぞれが同時に起きてくると死んでしまうのではないかという不安に陥るかもしれませんが、原因はシンプルな場合もあります。血流と自律神経を改善することですべての症状が消え去ることもあるのです。

 

しかしながら血流と自律神経を改善するというのは簡単ではありません。簡単に治る人もいれば、すぐにはどうにもならないという人もいます。それはこれまでのプロセスの差です。慢性前立腺炎と診断された方で、自律神経と血流、ホルモンバランス、免疫系に問題が生じていることが考えられる場合、それはある程度悪い方へ進行してしまっていると思われます。自分では気づいていないかもしれませんが、うつ症状(気持ちが沈む、やる気がでない、悪い方へばかり考えてしまう、人生を肯定的にみれないなど)が進んでいることが考えられます。

 

このような状態の場合、一般的な血流や自律神経を整える治療や健康法では改善しないことが考えられます。指導する側も手探り状態になるため、どのようなアドバイスが必要かわからなくなってしまいます。そのため自律神経や血流を根気よく改善していくということに信念を持つ手前で終わってしまうことが多く、ほとんどの人が精神的に余裕がなくなり、今すぐ楽になることを探し続けるだけになってしまいます。しかし残り少ない気力を振り絞って訪れた治療院では確信を得られず、少しづつ希望を失ってしまう状態に陥っておられるのではないでしょうか。

私自身がまさにその通りで、体のエネルギーが徐々に枯渇していくように感じていました。そして手足は冷え、常に緊張状態になってしまい、何もかもが良い方向へ向かっているとは思えない状態になってしまいました。私はかなり悪い方へ進行してしまった悪い例ですが、私はそこから完全に復活したのです。これは決して作り話ではありません。悪い方へ向かうばかりであると感じている場合、まず心を落ち着かせてリセットする必要があります。そして余計なことを考えずに一つのことに集中することです。何を選ぶにせよ、心が定まらないと流されてしまいます。悪循環の中にいることをまずは客観視し、認めることです。その苦しい最中で自分が悪戦苦闘していたことに気づき、マインドフルネスと言われる状態になることで混乱から抜け出ることができるのです。

 

慢性前立腺炎と診断された方のほとんどは原因不明です。仮に前立腺に異常があると言われた場合も膀胱に異常があると言われた場合でも、複数の病院での診察をお勧めします。すべての病院で一致するなら信じるべきですが、病院によって診察結果が違うことがよくあります。

 

慢性前立腺炎の患者さんが抱えている様々な症状は前立腺の異常から起きるだけではないというのが私の考えです。なぜなら私は自律神経の異常、血流の悪化に自覚があり、今から考えると必要なホルモン分泌がなされていなかったことによる様々な症状(例えば不安感、痛みなど)であったと思えるからです。

 

そして私は病院治療を一切やめ、血流の改善から取り組み、そして自律神経のバランスを取り戻すために何が必要かを考え、それを根気よく続けることで、気力体力が少しづつ蘇り、それに合わせて症状が小さくなり、脳の思い込みを変えることに成功してすべてを克服することができたのです。問題の奥深くには自分を長年苦しめている慢性的なストレスの問題があります。これについては別のブログに書きますが、精神的な問題を解決しようにも血流と自律神経が不調のままではどうにもならないというのが私の感想です。

 

逆に自律神経と血流を改善していけば少しづつ事態が良い方向へ向かい、心の奥に抱えているストレスに関してもなんの苦労もなく手放すことができるのです。慢性的なストレスを抱えていないと思われている場合でも気づいていないことがよくあります。病は気からと申します。もちろんその通りなのですが、例えば宗教などで治るかと言えばそれはとても乱暴な考えです。宗教がよいと勧めてくる知人はよくいますが、自律神経やホルモンバランスを無視して精神修養をしても却って悪化してしまうことも多いのです。

 

慢性前立腺炎と診断され、何をしても改善せずにとてもつらい状態でおられる方に私は改善プログラム作りました。私がご提供するのは治療ではなく、改善プログラムです。そこには普段の生活の中でやっていただくことも含まれています。そして血流と自律神経を改善していくために人によっては光線療法がとても助けになることをお伝えします。慢性的な疲労状態であったり、精神的に苦しいと思われている場合、少しノイローゼ気味になってしまっている場合、深刻な冷えを感じている場合などは、まず光線療法を優先して受けていただくことをお勧めします。難しいことは考えずにただ光によって体を温め、体の奥から気が充実してくるのを待つのが最善だと思います。太陽の光は慢性前立腺炎を改善する上で重要です。光線治療器は自然の太陽光の力を再現し、長時間保温状態を作ることで免疫系統の狂いや脳内リズムの調整、ホルモンや自律神経を調整し、そして深刻な冷えでさえも改善することが期待できます。