慢性前立腺炎は治るのか

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慢性前立腺炎は治るのか

2020年06月24日 水曜日

慢性前立腺炎について書いてみたいと思います。

 

この病気は以前、私も患ったことがありとてもやっかいな病気ではあります。

しかし完治を体験した私ならではの考え方があり、現在闘病中の方にとっては参考になることもあるかと思います。

ただし、この病気は解明された訳ではなくあくまでも私個人の体験を元にしております。参考にするかどうかは読者の方が決めてください。

 

しかしながら当院の治療プログラムを数ヶ月続けた方の90%は明らかな改善を実感しており、中には私と同じように完治を体験している方も多くいらっしゃいます。

そのため私は自分の理論、解決法に自信を持っています。

 

慢性前立腺炎は前立腺が炎症を起こして生じる病気ではないと思います。恐らくかなりの割合で前立腺には何の問題もない方が含まれていると思われます。

 

病院の検査で細菌感染が認められないということが前提にはなります。病院の検査を複数のところで行って、明らかなら原因がわからないまま慢性前立腺炎と診断された方について書いています。

 

前立腺に問題がないとしたらどこに問題があるのでしょう?

 

膀胱でしょうか?睾丸でしょうか?恐らくこれらもなんの問題もないと思います。もちろん心配な方は精密検査をした方がいいかもしれません。私もしました。

 

それでも原因が特定できない場合、原因は違うところにあります。

 

それは脳と自律神経と腰とお尻と腸である可能性が高くあります。(これは代表的な原因に過ぎません、他にもあります)

 

それぞれ説明しましょう。

 

この病気の鍵を握るのは脳です。脳の誤作動です。誤作動も小さな誤作動とは言えないやや年季の入った誤作動です。

すべてを説明できるわけではありません。恐らく不安を抑えきれない、痛みを感じやすい、ストレスを感じやすい、状態にスイッチが入ってしまっています。

それは脳の一部分が過剰反応しているか脳神経伝達物質の何かが異常分泌されていることが考えられます。

 

脳がおかしく作動してしまう原因は外傷や栄養不足などではないと思います。慢性的に続いたストレス、そして抑圧した感情が原因と思われます。

 

まず脳を健康な状態に戻していくことが大切です。

 

しかし私はここで大切なのは脳ではなく「心」だと思っています。

 

脳と心は違うのか、私は違うととらえています。心は全身と共にあるのです。

 

脳を治すためには心に働きかけなくてはなりません。つまり全身です。

 

脳を治すと言うより全身のバランスを治す必要があるのです。

 

その中で特に重要なのが臓器と自律神経です。

 

この二つが健康でなければ心は健康ではありません。そして脳も健康ではなくなってしまいます。

 

恐らく慢性前立腺炎の症状を抱えておられる方は自律神経と胃腸などが健康な状態ではないのではと思います。

 

全身ですから筋肉や骨格も関係があります。筋肉の硬直、緊張、骨格のゆがみも心の健康に関連します。

 

ここで逆説が生じます。

 

胃腸などの臓器の調子が悪くて前立腺炎の症状が出ている。

 

筋肉の緊張が強くなって前立腺炎の症状が出ている。

 

骨格のゆがみがあるから前立腺炎の症状が出ている。

 

これらは正しい認識ではないかと思います。

 

鶏が先か卵が先か、という話と同じで何が先導していろんなバランスを崩したかはわかりません。

 

車の運転が長かった方は長時間の座位で腰やお尻の筋肉が固まり、腰や骨盤の骨格がゆがむ、それゆえ胃腸にも影響が出て、精神的にストレスを感じやすくなる。

今までは笑って流していたストレスも感じやすくなり、生活習慣や食生活が乱れる。睡眠時間も短くなり仕事に対するストレスも増す。

いつしか自律神経が崩れだし、気づいた時には脳が緊急事態を訴え出す。血流が悪くなっている骨盤内に痛みや不快感を発生させる。

 

このような流れが起きていたかもしれません。

 

しかし本当のプロセスはこんなにわかりやすいものではないと思います。

元々の考え方、価値観、生活習慣などにひずみを生じさせる問題を抱えていたことからスタートしていた可能性があります。

 

しかもそれは幼少期の体験から始まっていたかもしれません。

 

私はカウンセリングにおいて過去を重視しません。過去の分析は癒やしとは関係がないからです。

はっきり明確に過去を認識することが治癒に必要ではありません。

 

過去を相手にすることなく治癒することは可能です。可能というより過去には実は価値がありません。

 

過去の分析を行うカウンセリングは何の意味もないのです。

 

なぜここで過去の話を持ち出したかというと、病気に対する視点を変えて、新しい確実な第一歩を出すための材料にするためです。

 

治るために新しいスタート地点が必要なのです。

 

 

何より自分に対する慢性的なストレスはありませんか?自意識に基づくストレスです。

自分は本当はもっとこうあるべきだ、自分がもっと優れた人物であるということを証明したい。自分は利口でなくてはならない。

 

しかし現実の自分はどうしてもできない、結局楽な方に流れてしまう、逃げてしまう。

 

自分はバカだ。自分はバカなことをしたと思うと同時に脳は深刻なストレスを感じているのです。

 

自分はバカだという思い込みはだんだん強くなり、理想に向かって自分を追い込むストレスは現実と理想の間で深刻な苦しみになっていくのです。

 

理想と現実のギャップの中で自分を責め、自己批判する気持ちは日に日に悪循環を強め、24時間ストレスとして続いていきます。

 

脳はこの状態を脅威ととらえ、異常な緊張を続けます。やがて脳は正常な働きができなくなり、アラートを鳴らしてくるようになります。

 

多くの場合、慢性痛として出ますが、慢性前立腺炎の症状もこのような流れで発生することが考えられます。

 

 

今回は精神的な問題が作用している可能性について書いてみました。

 

もちろん精神的な問題はとても大きいのですが、まず肉体面から整えていくことで精神面にもよい作用を及ぼすという順序を重視することも必要です。

 

胃腸などの内臓の機能を高める。

 

筋肉の硬直、緊張を整え、骨格を解放する。ゆがみを直していく。

 

血流を改善する。

 

などです。

 

それに加えて自律神経を整えていく必要もあるかと思います。

 

これに関しては別の記事を参考にされてください。