間質性膀胱炎の現状

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間質性膀胱炎の現状

2018年08月05日 日曜日

当院には慢性膀胱炎、慢性前立腺炎の患者さんが多くいらっしゃいますが、中には間質性膀胱炎と診断された方もいらっしゃっていて、その中には改善や完治を実感されている方も複数いらっしゃいます。

 

私なりに間質性膀胱炎という病気の現状について書いてみたいと思います。

 

膀胱炎にはいくつかあって、よくあるのは急性の膀胱炎です。細菌性のもので多くは大腸菌が入り込んで起きるものです。

細菌性のものでよく効く薬があるのですぐに完治します。しかし中には急性の膀胱炎から慢性膀胱炎に移行してしまうもの、最初から細菌は発見されずに膀胱炎の症状が続くものがあり、慢性膀胱炎という病名になると思われます。

 

こちらは原因が特定できずに治療方法がないのが現状です。病院で薬を処方されることもありますが、できるだけ薬は飲まない方がよいと私は思います。

 

慢性膀胱炎については脳の誤作動、自律神経の不調が真の原因であり、そこにホルモンバランスの崩れが重なり起きるというのが私の持論ですが、それらの改善に取り組み、症状が改善している確率が非常に高いので、信ぴょう性は否定できないところに来ていると思います。もちろん慢性膀胱炎の原因はそれだけではありませんが。

 

脳の誤作動や自律神経の不調と血流不足によってなぜ、膀胱に症状が出るのかというと、ひとつはストレスが膀胱に関係しているからですが、簡単に言えば泌尿器系も弱っているからだと思います。しかし病気というほどではなく、弱っているから症状を引き受けたとも言えるのですが、これについては解明することが重要ではないと思います。

 

自律神経や血流をどのようにして改善していくか、脳の誤作動がどのようにして起きたかを理解し、順序よく改善していけば数か月で状況が変わってきます。改善を実感できる方が少なくありません。

 

慢性膀胱炎以外に間質性膀胱炎という病気があり、これは膀胱の間質層にまで炎症が認められ、なかなか改善していかない病気として認知されています。

 

ただ重要なことですが、膀胱の炎症があいまいな状態で間質性膀胱炎と診断されることがありますので、仮にそのように言われたとしても慢性膀胱炎の可能性が残っています。

 

原因不明の慢性膀胱炎に対して間質性膀胱炎と診断する病院もあるようなので、少なくとも複数の病院で検査が必要かと思います。

 

私が知る限り、ある病院で間質性膀胱炎と診断された方が、別の病院では「間質性膀胱炎とは言えないなあ」と言われたことがあり、間質性膀胱炎に関してはまだはっきりとした認識がお医者さんの間でも、できていないのではないかと思います。

 

これは余談ですが、お医者さんの中にはご自分の研究に当てはめたくて仕方がない方もいるようです。私も別の病気ですが、病名をつけられ、その後大きな病院で何度か否定してもらうことで認識を改めることがやっとできた経験があります。患者にとってお医者さんの言葉は重いので慎重になってもらいたいと思う時があります。

 

精密検査をして膀胱の間質層に炎症があると言われたとしても、それが100%正しいかはわかりません。しかしそれを無視する必要もありません。病院治療をするかどうかは患者さんご自身の自由ですが、治れば問題はないのです。改善しない場合、どうしたらよいかがわからなくなってしまい、精神的に参ってしまうのだと思います。

 

そのため膀胱に違和感があって、細菌がいない場合、精密検査は後にしてまずは血流と自律神経の改善に3か月取り組むことも選択肢として考えてみてください。なぜなら膀胱に内視鏡を入れるというのは簡単な話ではなく、できればしない方がよいのではないかと思うからです。

 

また膀胱に深刻な炎症があると診断されてしまうと、私がお勧めする「膀胱から意識を離して全身のバランスを整えることに注力する」ということができにくくなってしまうからです。

 

慢性膀胱炎はほとんどの場合、病気ではなく全身のバランスの崩れから来ています。「確かにこのところ疲労がたまり、自律神経が崩れていた、睡眠もとれていない、冷えもある、まずこれらを整えてみよう。」このように思われて、病院で精密検査をする前に私に相談に来られ、結果的に3ヶ月後には元気になられた方がいます。

 

その一方で精密査を行い、炎症があると診断され、拡張手術なども行っている方で、病院治療では希望を持てなくなっている方にも、私がお勧めする改善プログラムは期待ができます。

 

なぜなら膀胱拡張手術を定期的に行っていた方でも当院に通って、完治された方がいるからです。その方は様々な体のバランスが崩れていることを自覚していました。体も冷えていましたし、ストレスを抱えていました。不規則な生活をしていたし、食事も偏っていました。太陽にあたる生活もしていませんでしたし、運動もしていませんでした。やれることはたくさんあったのです。

 

外科手術や薬に頼る前にできることがあるなら、やった方がいいです。それで治るかもしれないのです。その方は仕事を変え、生活習慣を朝方に変え、食生活も変えました。ジョギングを始め、呼吸法を始めました。そしてストレスについて大きく変化がありました。今まで無理して成功しようとしていた気持ちを手放したのです。

 

そしてうちに通い、光線療法、手技療法、びわの葉温灸などを定期的に行いました。そして完治を実感されたのです。

 

すべての方に当てはまることとは言えないかもしれません。しかし私はどんな状態からでも、治し方がわかれば病気は治ると思っています。自分の失われたバランスに気づき、今やるべきことをコツコツと続けていけば、必ず体はその気持ちに応えてくれます。

 

病気になったのは自分に原因があります。それを他人や環境のせいにはできません。したい気持ちはわかりますが、一度すべて受け入れる必要があります。そこから這い上がるのです。命ある限りあきらめない、必ず復活してみせると宣言すれば気力が湧いてきます。

 

そして必要な栄養を蓄え、質の良い静養をしっかりとり、自然の力に任せていれば大丈夫だという大らかな気持ちになると自然治癒力が自分の中に流れ込んできます。

 

病院治療が必要かどうかは私には言えません。ご自分で判断し、選択するしかないのです。病院治療を続けながら自然療法を始めるのでもいいし、自然療法に注力するのも素晴らしい選択です。

 

病気になったからこそ強い本当の自分に出会えます。今こそ底力を発揮して前に進む時ではないでしょうか。