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2019/10/21

子宮筋腫、内膜症と食事②

前回のブログの続きです。まだお読みでない方は前回からお読みいただければ幸いです。

 

 

生野菜や果物から摂る酵素は消化を助け、腸環境や血液をきれいにするために大切ですが、それ以上に大切なのが発酵食品です。

 

生野菜や果物から摂れる酵素が相撲でいうところの序の口であるのに対して、発酵食品から摂れる酵素は横綱級です。それほど体に大切な栄養素なのです。

 

そして子宮の病気にも発酵食品がとても有効なのです。

 

日本人は昔から発酵食品を多く摂ってきました。それを知恵として知っていたのです。味噌、醤油、酢、漬物、麹、納豆など。

 

現代にももちろん発酵食品はありますが、問題は中身です。ヨーグルトを食べているからと、おっしゃる方が多くいますがそれでは腸環境を健康に保つことは難しいのです。

しかしこのことについて知っている方は少なく、本物の発酵食品をしっかり摂っていくことの大切さを私たちは強く発信しているのです。

 

 

  

簡単に書けば、腸環境をよくすることができれば冷えも改善し、内臓も血流も元気になり、子宮の病気も自然治癒していく可能性があるのです。

腸内細菌を増やし、腸を元気にしていくことこそ健康の極意です。腸が元気になれば腎臓機能も強くなります。すると血液、筋肉、骨が元気になり、ホルモンのバランスもよくなります。

子宮の病気だからと言って、子宮だけを見ていてはいけません。まずは全身の血流、冷えの改善、そして内臓全体を元気にしていくと治癒していく可能性が高まります。

病院で外科的な治療をする方も、した方も、それですべて終わりだと思わない方がいいです。外科手術は否定しませんが、体質改善をしなければ根底にある問題は残ったままです。根こそぎ元を絶たねば体調不良は繰り返されます。私はそのような方を何人も見てきました。ぜひ、食事から取り組んでいただくことを強くお勧めします。

 

そのために必要なのは本物の発酵食品と酵素です。ヨーグルトは助けにはなりますが、腸内細菌を増やすことには繋がりません。

 

腸内細菌を元気にしていくという情報は決して珍しいものではありませんが、多くの方が十分にできていません。そのため病気になるのです。

薬に頼るまえに腸内細菌に頼ることを私は強くお勧めします。腸内細菌は健康を保つ上で無くてはならないものです。この腸内細菌は常在菌と言われ、

私たちの体の中で重要な役割をしています。近年増えている慢性病の隠れた原因はこの常在菌が弱っていることと、ビタミンDの枯渇だと私は思っています。

 

腸内細菌を増やすというサプリがたくさん売られていますが、私はそれでは足りない、もしくは意味がないと思っています。発酵食品は手作りでなくてはならない、これが現代人の忘れている健康の極意です。

 

 

酵素を中心に書きましたが、体を温める食事、野菜スープや根菜の煮物、しょうがなどの温める食材をたくさん食べて、内側から温まることもとても大切です。

 

もちろん外側から温めることも有効なので、足湯、半身浴、遠赤外線マットなど骨盤内を中心に温めて、冷やさないように意識してお過ごしください。

もちろん光線療法が最善なのは間違いないと私自身は確信して、強くお勧めしています。

 

今回の食事論は私個人の感想になりますので、参考になるところだけ参考にしていただき、すべてを鵜呑みにせず、ご自分で考えるきっかけにしていただければと思います。

 

食事について真剣に考えることこそ、何よりも大事なことです。

 

 

食事を本物に変えれば子宮の病気はよくなっていきます。病院に助けてもらうことは悪くありませんが、頼るだけではだめです。

体を温め、酵素、発酵食品をたくさん摂り、質のよい休息(静養)を摂ることです。またビタミンDが多くの場合、有効だと思います。

 

当院では整体や鍼灸で体を整え、質のよい静養をご提供いたします。また光線療法の全身照射はビタミンDの合成だけでなく、毛細血管から体を変えてくれる自然療法です。

 

子宮筋腫や内膜症で不安の方、病院治療以外の療法を探している方、病院治療と併せて自然療法もやってみたい方、ぜひご相談下さい。

食事に関しても詳しい指導が可能です。手作り発酵食品の作り方などもお教えしています。

 

また体を整える体操、ヨガ、呼吸法なども専門で行っています。30年以上実践し続け、多くの先生方から受け継いだセルフケア法です。

体操やヨガは私どもより体が動く先生はたくさんいますが、心と体をつなぐという深い意味でのヨガはどこででも習えるものではありません。

このセルフケアはパーソナルトレーニングの中でレッスンしております。

 

当院の管理者であり鍼灸師でもある小池奈美は女性ですので、女性の患者さんに寄り添うことができます。女性でも安心していらしてください。

 

 

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