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2015/2/6

紫外線は健康に絶対必要

紫外線に対する誤解は簡単な問題ではありません。肌の老化を防ぐために、皮膚がんにならないために紫外線から肌を守ろうという考えは現代人にとって有益ではありません。前回も書きましたが紫外線を肌に浴びることは健康にとって大変重要なことです。ただ、紫外線を普段避けていた人が急に長時間浴びるのは問題です。リゾート地へ旅行に出かけて一日中ビーチで体を焼くのは、普段まったくお酒を飲んでいなかった人がある日一気にたくさんのお酒を飲むのと同じで体に大きな負担になります。太陽光の強さは冬と夏とではかなり違いがあります。また晴れの日と雨の日でも紫外線の量は差がでます。個人差もありますが、適度な日光浴というのは無理なく日焼けする程度、肌が剥けてしまうほどの強い日焼けは肌にダメージが出ることになります。よく紫外線で皮膚がんになるという情報が出るのはあくまでも過度の日焼けによるものなのです。それでリスクを優先して紫外線をカットする考えが流行っているのですが、ほとんど日光にさらされない生活をすることほど危険なことはないのです。紫外線は大敵と宣伝する美容関係の広告は大変問題があるのではないでしょうか。例えば、イリノイにある学校の生徒達における白血病の割合が妙に多いという現象がありました。ある博士が調査した結果白血病を多く出している教室は2つであり、結果としてわかったことは新しい先生が来て、それまでカーテンで一切の自然光を遮って蛍光灯の下で閉じ困って勉強していた習慣を変え、カーテンを開けるようになっただけで白血病はなくなったのです。約100年以上前から太陽光線による治癒効果は医学界でも認められてきました。しかし、医学が抗生物質やステロイド剤、精神安定剤などが発明されたことで製薬会社が台頭し、多国籍企業として経済に大きな力を持ち、医療研究が化学物質の効果に関連付けて進められていく過程で太陽光の存在は忘れられていったのです。ほとんどの病気が日光浴不足と関連している可能性は高いのです。現代人は圧倒的に日光を浴びる機会が減ってしまいました。紫外線はビタミンDを肌で合成するのに不可欠な要素です。その他の赤外線、可視光線も含めて太陽光から発生するエネルギーによって人体は高いレベルで生命維持を行っているのです。太陽光がこれほどまで人体に必要であるということを、実は私もつい最近まで知りませんでした。重い病気を経てようやくわかったことなのです。最近はエネルギーやら波動などと言って石や水、または場所などを特別なものとして宣伝し、あたかも健康に効果があるように謳っている人がいます。私も本当につらかったとき、うちに来るだけで特別なエネルギーが入るという宣伝に頼って通ったサロンがありました。しかし、今になって言えることは公園を散歩する方がはるかにエネルギーに満たされたのです。長年のヨガの実践により普通より感受性が豊かなのはあると思いますが、人体には何よりもまず太陽エネルギーなのです。私は毎日の散歩の最中、「太陽さんありがとう」と心の中で言いながら歩きます。太陽無くしてまず生命は存在しません。そして空気や植物、動物、水など生かしてくれる様々な自然に感謝を広げていきます。間違いなく感謝することで吸収が高まります。理屈ではなくやり続けてわかったことなのです。光線療法になかなか来られない方はぜひ日光浴と感謝しながらの散歩をしてください。こんなことで治るはずがないと思うかもしれませんが、病院に行って抗生物質をもらうより、いいと思いませんか?

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