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2019/1/18

重度の肩コリには当院の手技を

肩コリにも軽度なものから重度なものまであると思いますが、重度な肩コリになると頭痛や首痛、慢性疲労、不眠など様々な症状に関連してしまうことがあります。

 

マッサージを受けたり、体操、ストレッチをすると一時的に改善した感覚があっても、効果が長続きせず、少し仕事をしたり出かけたりすると症状がすぐに蘇ってしまう人が少なくないのではないでしょうか。

 

肩コリは筋肉の繊維が硬直し固まってしまう症状ですが、筋肉というのは何層にもなって骨格や内臓などを守っていて、コリも深い層にまで作られていることが多くあります。

 

お風呂に入ると楽になるのは普段固まって動かなくなっていた筋肉が温まることによって、またリラックスすることによってゆるみ、血流が改善されるからです。

 

しかしコリが慢性化し何層にも作られているとお風呂やマッサージで得られる効果も長くは続きません。

 

マッサージは押したりもんだりすることが一般的ですが、実はこのようなマッサージは重度なこりには効果が期待できません。逆に強く押しすぎてしまうと筋繊維を傷つけてしまうこともありますし、筋肉が驚いて抵抗してしまい、却って硬くなってしまうこともあります。

 

また硬直している状態に対して無理に伸ばそうとすると筋肉を痛めてしまうことがあるため、強くマッサージしたり指圧することは慎重にならなければなりません。

 

私の手技は固まっている筋肉に対して無理な力を加えることは致しません。まずゆるむことが大切だからです。力で伸ばそうとしたり柔らかくしようとはしません。

 

なぜ筋肉は固まってしまったのか、それは生活習慣のくせによるものです。同じ姿勢のまま動かない、パソコン作業など体の特定の筋肉しか動かさない生活が長く続くことで筋肉は柔軟性を失い、固定されてしまうのです。

 

またストレスにより瞬時に緊張が作られることもありますし、人と会うことで体に力が入ってしまう、不自然な緊張をしてしまう、仕事場の人間関係などで身構えたり、緊張が長時間続いてしまうことなども大きな原因です。精神的に疲弊し、それによってプライベートにおいて姿勢が崩れ、筋肉が固まってしまうという悪循環が続いてしまう方が少なくないのではないでしょうか。

 

筋肉が伸びなくなり固まってしまうとその部分の血流は低下してしまいます。原因不明の体調不良や精神的な不調、原因不明の痛みなどは筋肉のコリによる血流不足が原因として起きることがあるのです。

 

血流が悪くなると自律神経も不調になります。それに伴って胃腸の調子が不安定になったり、不眠症になったり、疲れやすい体質になってしまうこともあります。

 

筋肉は全身で繋がっています。肩が凝っているからといって肩ばかり手技を施しても効果は続きません。そのため私はできる限り全身の筋肉に触るようにしています。肩コリの場合は首、腕、頭などにも緊張が広がっていることが多く考えられ、ほとんどの場合胸の筋肉や下半身の筋肉も関係があります。

 

また筋肉は上の層から順にゆるめていく必要があります。上の層がゆるんで伸びてくると下の層が続いてゆるんできます。例えば内臓に影響を及ぼす筋肉は深いところの筋肉をゆるめなくてなりません。そのためには表層にある筋肉からゆるめていく必要があるのです。このように手技を施すことで普段ゆるまなかったところがゆるみ、自律神経や血流によい影響が期待できるのです。

 

筋肉の状態を無視して、いきなり強く押しても筋肉は決してゆるんだり伸びたりしません。普段行っているマッサージが強すぎると感じたり、効果が実感できないと思う方は一度当院の手技を受けてみてください。

 

私はとても弱い力で行いますので施術中に苦痛を感じることはありません。深いリラックスを感じて頂けると思います。

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