
2023年02月07日 火曜日
当院では初回に2時間(場合によってはそれ以上)の時間をかけて検査、施術、カウンセリングを行います。
費用は女性は15000円、男性は20000円、その他学割ありで行っています。
男性の費用が高めなのはその分、私の負担が多くなるからです。男性は女性に比べて体積が多く、筋肉量も違うため、単純に身体をほぐすのも、手や足、頭を保持する労力が高くなるためです。
小柄な男性、大柄な女性もおられますが、事前にご理解をいただいています。
当院では初回を大事にしています。初回でできるだけ症状が改善するように最善を尽くしたいと考えています。
そのため初回にできるだけ内容を濃くするようにしています。具体的にはカウンセリングとして状態を詳しくヒアリングし、クライアントが体調不良に対してどのように感じて、何を思ってきたのか、
どのような取り組みをしてきたのか、そのようなことをお聞きして私の見解を話させていただきます。
この対話は実はとても大切で、ある意味施術より癒やしをもたらします。あくまでも治すことができるのは自分自身でしかありません。現在は病気を進行させてしまう体質であり、自律神経であり、脳であるのです。一旦健康秩序が崩れてしまうと治すのは簡単ではありません。しかし方法は必ずあるのです。マニュアル通り行くわけはありません。なぜなら人間には潜在意識や身体に染みついた古い感情のエネルギーがあるからです。
生活習慣の見直しや食事療法だけですぐに向上していく人もいれば、なかなか上向かない人もいます。当院ではどんな方であっても順を追って紐解いて行けば治る可能性があることをお伝えしたいと思っています。実際に3ヶ月以上通われた方の9割が明らかな改善を実感されていて、その中にはどこに行っても改善しなかった方も含まれています。
慢性病がよくなっていくのにはある程度時間が必要です。多くの場合、3ヶ月は必要です。どんな体調不良であっても理論的には一年でよくなると私は思っています。しかし初回の一回でできるだけつらい症状を取り除き、よくなる予感を感じていただくことが最善だと考え、初回に力を入れています。
最初に身体の状態をしっかりと検査し、時系列的に比較することも有効なため、それに時間をかける意味もございます。
最初に来た時に多くの方が緊張されているため、身体がゆるむのに時間が必要です。時間があまりにも短いとこちらも焦りが出ますが、時間に余裕があることで施術に静けさと反応を待つゆとりが生まれ、クライアントは安らぎを感じていただけます。手数の多さより施術の質が大切で、自律神経によい影響を与えるためには時間という概念がない方がいいのです。どこの筋肉がどこの骨格や内臓に影響を与えているかなど、落ちついた状態で気を読む必要があります。
中には一回でほとんど症状が消えたという人もいますが、多くの場合は一旦よくなっても多少ぶり返しがあります。そのためセルフケアをできるだけアドバイス差し上げるようにしています。
セルフケアの中で重要なのは食事と運動です。
本当に必要な栄養素を摂れば多くの慢性病は改善します。それを行わずに治療を続けても一時的によくなったとしてもまた落ちてしまうのです。例えばドライアイという病気がありますが、病院に行っても対処法は目薬しかありませんが、まず自然水と自然塩をしっかり摂ること、そしてオメガ3の脂質を摂ること、腸細菌が喜ぶ発酵食品や糖類、酵素を多く摂る、それに加えて温熱療法、目元のマッサージなどでよくなる方が多くいます。
また糖質制限がよいと言われていますが、体質が酸性に傾き、リンが過多になってしまうと腎臓から病んでしまいます。その原因として動物性食品の過多、脂質の偏り、水不足、添加物の多量摂取などが考えられ、その他にも体質を見た上での食事アドバイスが可能です。
中には好きなものを食べるのが幸せという方もいて、なんでも食べたいと言う方には決して無理にいいません。それもまたご自分の選択であって、私がとやかく言うことではないですから。
運動は的確なものをした方がいいです。歩くのは万病にいいですが、無理なストレッチや筋トレは時には負担になることもあります。例えばヨガの太陽礼拝の一連のポーズを呼吸を意識して繰り返すことで大きな効果が出ます。骨盤にゆがみがあれば、楽な方へ伸ばしてしまう癖があると思います。効果的なストレッチや動的ストレッチ、動きながらの呼吸法など、ご希望であればご指導させていただきます。私は体操教室を主催していた経験も長く、確実に効果のあるやり方をお伝えできると思います。
またすべての病気の原因の核になるのは古いつらい感情の集積です。これらが浮上してくるとき、身体的な苦痛も伴うことがよくあるのです。過去のつらい感情は向き合い方がわかればどんどん消えていきます。例え現在、死んでしまいたいと思うほどのつらい感情の塊が自分自身を覆い尽くし、いつまでも自分を苦しめる予感しかしていなかったとしても、やり方さえわかれば順序よく消えていきます。このやり方に危険性はありません。マインドフルになるテクニックです。しかし世間にあふれているマインドフルネスの手引きが本当に有効でしょうか?なぜ効果がないのでしょうか?それは本当に大切なことを見落としているからです。病気を治そう、何かになろう、何かを達成しようとする目的はマインドフルではないのです。唯一の正しい答えは何もないゼロです。仏教いうところの空です。
そしてこのマインドフルは決して難しくありません。指導する側の理解が足りていない、また指導できる状態でないことが問題としてあるのです。正直に申しまして簡単に理解できることではありません。私も何人かの先生に付きましたがそのすべての方が間違って指導し、やればやるほど苦しくなる方法を教えていたのです。
私は35年以上瞑想を続け、長年の闘病を経て、何もしないと自然にいい方向へ行くという自然の気を感じることができました。
それはすべて任せるということです。できるだけ価値判断することから離れることです。
これはいい、これは悪いと脳が働いているうちは自然の気から外れてしまうのです。あるがままを受け入れるということは、何もしないで任せていれば自然によくなるという極意なのです。
この何もしないということが人間は難しいのです。この難しいという感覚がわかれば、もうすぐあるがままに任せたときの「安らぎ」「深い幸せ」を感じることができます。人間は孤独ではないのです。いつも守られていた、いつも包まれていた、という感覚に気づけば(思い出す)、何もせずとも心身は癒やされるのです。どんな深い心の傷でも、身体をむしばむ病気であっても自然に消えていきます。それだけ人間の自然治癒力はすごいのです。例え、余命を宣告されていたとしてもあきらめる必要はありません。どうしても治してやる、と力むより任せる方がずっとエネルギーが入ってきます。
なんかよくわからない、うさんくさいと思われる方はそれで構いません。縁のある方に少しでもお伝えできればいいと思っています。私は有名になりたいとか、認められたいとか、お陰様でほとんど無くなりました。たまに出てくることもありますが、すぐに本当の自分がそのエゴに光を照らし、とりつかれることもありません。どんな人でも死ぬまでエゴは存在します。それに振り回されるか、いい友人として助手席でおとなしくしてもらうか、そのどちらも可能なのです。
なぜ私がこのようなことをわかったのか、いろんな本を読んでわかった気になっているわけではありません。特別に優れた人物でもありません。実に弱い人間で、特別な才能など持ち合わせてなく、勝手に悩んでいるような人間でしたが、幼い頃からこの世の苦しみを人一倍感じて憂いているような人間でした。
自分の意思と関係なく、人生は展開していくことがあります。私は過去のすべての体験に意味があったと感じざるを得ませんでした。そして普通よりはるかに苦しい体験を繰り返さなくてならない運命があったのだと思います。自分でそれを求めていたのか、求めていなかったのか、どちらとも言えます。結果として大きな変化が起きました。若かったころの自分とは別人です。具体的に言えば2013年以前の私とそれ以降では別人です。
昔の知り合いからしたら、想像もできないかもしれませんが別人なので仕方ありません。「昔のこいつはこうだった」と言いたい人もいるかもしれませんが、そう言われても困るとしか言えません。
話が脱線してすみません。。
現在は妻と二人で行っていますが私たちは常に勉強を行い、セミナーなどに参加したり、独学をし続けています。慢性病の方にぜひ試していただきたい医療機器なども導入し、以前にまして広い視野からアプローチできるようになっています。以前はアドバイス仕切れなかった自閉症、パーキンソン病、慢性疼痛などに対しても新しい視点をいくつも見つけてアドバイスできるようになりました。
慢性前立腺炎、間質性膀胱炎と診断された方への施術もさらに深化しています。特にうつ病へのまったく危険性のないアプローチを得意としていますのでぜひご相談ください。
初回は多くの場合、2時間を超えてしまいます。その時間は他のクライアントと会わないように時間に余裕をもってセッティングしています。
初回に高額の費用をいただいてしまうのは申し訳ありませんが、ぜひその内容を体験していただきたく思います。
詳しくはご遠慮なくご相談ください。
体調不良が軽度な方、まず体験してみたい方用に約30分で5500円のコースもございます。