BLOG

2015/9/14

ホルモンバランスの崩れから起きる恐ろしい病気

ほとんどの病気はホルモンバランスの崩れから説明することができます。ホルモンバランスは自律神経と大きく関係しています。自律神経のバランスが崩れている場合、何かしらのホルモンの分泌異常が起きています。

 

ホルモンはものすごく微量で体内に作用をしているようで、わずかな不足や過剰で体調に影響を与えます。ほんの少しそのバランスが崩れるだけで一日中寝ている状態になることもあるのです。

 

寝つきが悪い、眠りが浅いなどの睡眠障害を持っている人は自律神経のバランスが悪いと言えます。そしてそれは脳内神経伝達物質(これもホルモンの一種です)の異常が考えられるのです。例えばメラトニンというホルモンが眠りに大きく関わっているということがわかっています。恐らくメラトニンの分泌が不足していると思われます。そしてそのメラトニンが慢性的に不足するとセロトニンに影響が出ます。これが足りなくなることで起きるのがうつ病です。そしてドーパミンやアドレナリン、ノルアドレナリンにも影響が出ます。それによってパニック障害、統合失調症、パーキンソン氏病などの症状がでるのです。

 

ですからまずは快適な睡眠ができているかどうかがとても重要なのです。睡眠障害が自覚できたら、それはうつ病やパニック障害などに発展していく可能性があることを理解して正しく治療していかなくてはなりません。

 

メラトニンが不足するとガンになる

 

メラトニンは睡眠と関わりがあります。明らかに睡眠に問題があればすぐにでもメラトニンを増やさなければなりません。なぜならメラトニンはあらゆる内分泌系を作っていく上でとても大きな働きがあり、メラトニンが足りなくなることで体の恒常性機能は崩れ、いずれ免疫系に問題が出て、免疫力が落ちていくからです。それはあらゆる病気へのリスクが高まるということです。ガンになる人、ならない人で見た場合、ホルモンバランス、免疫力というところが大事であり、まず間違いなくメラトニン、つまり睡眠が大きく関わっているのです。

 

睡眠障害を放っておくとうつ病などの精神疾患になるだけでなく、糖尿病などの現代病、さらにはガンになるリスクも高くなるのです。

 

まず、何よりも大事なのは睡眠であるということがおわかりいただけたでしょうか。睡眠の問題を改善するにはまず大事なのは太陽光です。人間には太陽光が必要なのです。特に朝の日光浴がとても大事なのです。これを前頭葉に当てるようにすると視床下部を通して下垂体に届くのです。すると必要なホルモンが分泌されます。視床下部はあらゆるホルモンを司る最も大切なところです。ここに絶対的に必要なのが太陽光なのです。

 

次に運動です。特に有酸素運動、リズム運動が大事です。これにより血流が促されると同時に必要なホルモンが分泌されることがわかっています。

 

その他にも必要なことはありますが、日光浴と運動はあらゆる病気を未然に防ぐ不可欠なものです。そして仮に体調を崩していたとしてもこれを行うことで必ず体調は戻ってきます。状態によって回復は様々ですが、必ずよい方向に行くと思って続けてほしいと思います。

 

重度なうつ病や深刻な難病、ガンなどの場合、必要な運動ができない方もいるかと思います。特に薬害で生命力を失ってしまうと外を歩くことが難しい人もいますし、すぐに効果がでるものではないので続かないケースがあります。そういう方はどうすればよいのでしょう。

現段階で自分の力ではどうすることもできない人も復活の道はあるのです。簡単に手術や科学療法、薬を選んではいけません。まずは自然療法を試してほしいのです。科学療法は自然治癒力を高める方向にはいきません。生命力を低下させることが多いのです。

 

私のセラピーでは自然治癒力を上げるいくつかの方法があります。

カウンセリングで治る力を呼び起こします。マッサージでエネルギーの流れを改善し、自律神経やホルモンバランスによい影響を促します。

その他、音によるヒーリング、色によるヒーリング、香りによるヒーリングなどについても研究し続けています。そして、何より受けていただきたいのが光線療法なのです。私は様々な角度から光線療法の効果を学んできましたが、実に驚くほどの効果があるのです。ヨガや気功、あらゆる健康法を実践してきた人がその効果に驚くということが実際にあるのです。ホルモンバランスの異常を発見できたとしても治すことができなければ意味がないのです。少々の異常であれば、規則正しい生活、ストレスの改善、ヨガや運動などで治ることがあり得ます。しかし、長年の積み重ねによるゆがみや、化学物質による汚染などが原因の場合、それだけでは時間が掛かりすぎるのです。はっきり言えば難しいのです。その場合、光線療法が最善の選択であることを私は確信しているのです。

 

カウンセリングやマッサージ、その他のヒーリングは光線療法をより効果的にするためにも行いますが、単独でもそれぞれ効果が期待できます。患者さんと相談しながら適切なプログラムを組んでいきます。

ガンを宣告された方、再発のリスクがある方などは光線療法がお力になれると思います。

«ガンと光線療法
ホルモンの分泌状態が健康のカギ»
一覧へ戻る