BLOG

2019/4/21

細菌感染の検査(膀胱炎)

当院には慢性膀胱炎や間質性膀胱炎、慢性前立腺炎などの診断を受けた方が多く通っています。ほとんどの方が病院治療をしていたが改善せず、当院を知り、自然療法で治そうと思って通っておられます。

 

改めて書きますが、膀胱炎の症状が発生した場合、私はまず病院での検査をお勧めします。その理由として細菌感染が認められた場合、薬で治る可能性が高いからです。この場合、抗生剤ということになると思いますが、泌尿器科の先生によく相談し、薬治療を優先して行うべきだと私は思います。

 

また、がんなどがある場合、早期の発見はとても大事ですので検査はしっかりと行うべきだと思います。

 

細菌感染が検出された場合は病院による薬物治療がまず最善であるというのが私の考えであり、自分や家族が同じ状況であれば抗生剤を服用することを優先すると思います。

 

慢性膀胱炎の症状が続く場合、定期的に尿検査をすることも必要です。以前、感染が認められなくても今回は出ることもあります。尿検査であれば負担も少ないので定期的に行うことをお勧めします。

 

問題は細菌と言っても普通の病院では問題視しない細菌を検出し、薬物療法を勧める病院です。もし普通の検査で検出しない細菌が原因の可能性があると言われ、保険外の検査を勧められた場合、別の病院によるセカンドオピニオンが必要ではないかと思います。

 

私自身がその体験をし、長く抗生剤を服用してしまう体験をしたからです。薬では改善することなく、そこから体調不良が深刻になってしまった実感があります。大学病院で意見を聞くと、その細菌を問題視することはない、原因は別のところにあると言われました。結果的に私は薬を止め、そこから完治していきましたので細菌感染は問題なかったのだろうと思います。このようなケースに関しましてはあくまでも私の体験を参考にしていただくということにして、専門家の意見を重視してください。自分の判断だけで決めないようにしてください。私が言いたいことは抗生剤の長期服用は避けた方がよいということです。一ヶ月以上、飲み続けることは生命の危険に繋がることもあるのではないかと思いますし、少なくとも副作用が出ます。それによって病気を発症しても病院は責任を持ってくれることはないと思います。

 

また抗生剤を飲むことができない体質の場合、複数の病院で対応策を相談し、決して自分で判断せずに慎重に方針を決めてください。薬に関して私は一切の質問にお答えすることができません。

 

細菌が検出されない方で慢性的な膀胱炎の症状が続き、間質性膀胱炎や慢性前立腺炎などと診断された場合は当院にご相談ください。どちらのお病気の場合も当院に通院されて改善した例が少なくありませんのでお力になれると思います。

 

細菌感染が治らない、薬は飲みたくない、薬が飲めない体質の場合、自然治癒させていくことは簡単ではありませんが、お力になります。当院は自然治癒力を高める療法院ですので、細菌に関しても自分の体に備わっている免疫システムによって治癒を目指すということになります。しかしながら先にも書きましたが、薬による治療をまずは優先することをお勧めしていますので、細菌感染を自然治癒で目指すということに対してはご自分で選択することになります。自然療法、民間療法、健康法で治癒を目指すと決めてからも定期的に病院に相談し、経過に対して慎重になる必要があります。

 

 

ご自分で気をつけるべきところは免疫システムが低下しないように体調を整えることです。体を冷やさないように温めます。また必要な栄養素が不足しないように食事は見直してください。

光線療法は免疫システムの向上に期待ができる療法で、ビタミンDの合成、体を温める働きが強く、ぜひ定期的にお受けになることをお勧めします。また腸の働きが低下しないように腸内細菌によい食べ物を多く摂り、消化の悪いものや、化学製品、偏った食品などを見直してください。

 

自然治癒を目指す場合、疲れは禁物です。できるだけ静養し自然治癒力が働きやすいようにしてください。歩き回って疲れてしまわにようにしてください。また精神的な疲労もよくありません。心配せずに気持ちをリラックスして、気を蓄える実感を得てください。そのために深い呼吸をしたり、よい睡眠を摂るために生活を整えることは大切です。

 

当院は睡眠の改善にも力をいれていますのでぜひご相談ください。睡眠の質が上がれば、寝ている間に治癒が進みます。

 

また免疫を高める食品が紹介されていますが、ご自分に合うものを選び、なんでも飛びつかないようにしてください。

 

細菌感染に関しては自然療法を過信せずに専門の医療機関のアドバイスを重視してください。

 

 

«自律神経を整える方法
病気ではないが健康を維持したい方のために»
一覧へ戻る