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2022/12/27

脳神経の伝達をよくするために

なんだか疲れやすい、気が滅入ってしまう、人に会うと疲れてしまう、仕事が長くすることが難しい、感情をコントロールすることができない、イライラしてしまう、不安が多い。眠りが浅い。

これらの症状が長く続く場合、脳神経のエネルギーが足りていないかもしれません。疲れやすいと言っても本当に体が疲れているのではなく、脳が疲れていることが多くあります。

これは脳の栄養が足りていないということになるのです。

今回は脳のエネルギーを高めて、若かった頃のように疲れない脳を取り戻すためにとても大切なことを書きます。

私自身、自律神経の著しい不調、内臓機能の不調、脳神経の異常などでとても苦しんだ経験があります。一時期精神科の薬もお世話になりましたが、今はすっかり薬も卒業し、脳の健康にとって何が必要なのか、何をしていてはだめになっていくのかなどを体験を通して学ぶことができました。自分が著しい不調になったからこそ本質が見えたと思います。

まず脳の健康は腸の健康と大きく関係しているということです。

これは最近、いろんな方が言うようになりました。腸環境が不健康になると脳も自律神経もおかしくなります。本当にそうなのか、実感が湧かない方もいると思いますが、まさにその通りなのです。ただし個人差があります。少々乱れた食事をしていてもある程度健康が保てている人もいます。しかしそれは見かけであって、本人の自覚とは離れて水面下で土壌は汚れているのです。

繊細な方ほどすぐに身体にでます。脳も反応します。それはいいことです。身体がきれいだから敏感に出るのです。この場合のきれいというのは潜在意識のきれいさということもできます。

生野菜、果物などの酵素、繊維質は腸を元気にします。そして酵素の横綱は発酵食品です。発酵食品の中でも自分に合うものを見つけなくてなりません。なんちゃって発酵食品もたくさんあるので、本物を見つけることが大切です。できれば手作りのもの、添加物のないものを選びましょう。

そして腸の環境を悪くする動物性食品は身体を酸性に傾け、リンが多く含まれるため、腎臓を弱らせます。またそれに加えて加工食品、砂糖、小麦粉などを多く摂ることで不調は深刻になっていきます。ジャンクフードやインスタント、ファストフードなどたまにならいいですが毎日食べている人は注意したほうがいいです。

脳の栄養として私がお勧めするのは酵素や発酵食品などに加えて水と塩です。

水は天然水ならなんでも大丈夫です。人間の身体が水でできているのはご存じでしょうか。身体が喜ぶのは健康飲料や栄養ドリンク、健康茶ではありません。それらも悪くないのかもしれませんが、水を飲まなくなってしまうなら健康は遠ざかります。私は人間の身体にとって水がどれだけ大切か本当に体験としてよく知っているのです。水を飲むと身体は喜びます。それがお茶ではちょっと違う反応をするのです。ましてやコーヒー牛乳やジュースでは身体の水不足は深刻になっていくのです。

乾燥肌やドライアイ、ドライマウスなどでお悩みの方はぜひ水をたくさん飲んでください。身体は慢性的な水不足に陥っています。どんだけコーヒーやビールを飲んでも必要なところに水が運ばれていくことはありません。身体はすぐに出してしまうのです。このとき、腎臓や肝臓に負担もかけます。

また水毒にも陥ります。水毒というのは実は深刻な病気です。呼吸器、心臓、循環器、胃腸、肛門、泌尿器、目、耳、口腔内などの病気と関係しています。これは余分な水分が身体に滞留して起きます。この真の原因を理解している医療従事者はほとんどいませんが、私は水以外の水分の摂りすぎに原因が深いと思っています。つまりコーヒーや紅茶、ジュース、ビールやワインの代わりに水を飲むことを増やせば身体に貯まった余分な水分は流れていくのです。これによって冷えが解消され、内臓が元気になります。もちろん私も水だけを飲んでいるわけではありません。ですが水をしっかり飲むことで脳はとても元気になるのです。その背景には胃腸や腎臓の機能が元気になっている実感があります。

もう一つは塩です。海水をそのまま干した本物の塩が身体には必要なのです。外食が多くなると身体がおかしくなるのは外食には塩が多く使われるのですが、そのほとんどは偽物の塩です。精製された塩でナトリウムしか入っていない塩なのです。これを身体はとても嫌がります。ナトリウムだけが入ってくると血液のミネラルバランスが崩れるのです。しかも友人の振りをして忍び寄ってくるから太刀が悪いのです。

人間の身体は塩が必要なのです。元々海から生まれた地球生命のすべては海水と縁があるのです。人間の血液のミネラル濃度は海水とほとんど同じです。

よく塩分を控えるように医者に言われます。それで塩分を抑えた醤油などを使っている人がいますが、本当にそれでいいのでしょうか。その醤油に入っている塩自体が精製塩であれば少量でも身体は嫌がります。本物の塩であれば身体は喜ぶのです。醤油でも本物の醤油を買うべきです。私は塩分を控えるようにと言われた方に対して、ご自分で考え結論を出してほしいのですが、まず本物の塩に変えてみてください。味噌でも醤油でも本物の塩を使ったものにしてみてください。その上で自分の体調と向き合ってみてください。もしかしたら身体はもっと塩を欲しがっているように感じるかもしれません。

どのように水と塩を摂っていけばよいのか、私が長年研究し効果が確実に出るやり方をよろしければ参考にしてみてください。

今回はここまでにします。

それではみなさん、よいお年を。来年また一所懸命ブログを書きますのでぜひ、読んでください。少しブログをお休みしましたが私は今まで以上に元気です。とてもパワーアップしています。

皆様の新しい年が笑顔あふれる年になりますように。

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