光線療法は光線治療器により人工的に太陽光を再現し、体に照射することで体質改善を行う療法です。
科学療法ではなく自然療法ですので副作用はありません。特定の病気に向けられた療法ではなく、広い範囲の体調不良、精神的な不調に改善が期待できますが、病院治療に至る手前の健康維持のためのものだけではなく、病院治療では改善しない病気、治療方法がないと病院で言われるような難病の方に目を向けて頂きたい療法です。光線療法ならではの可能性がそこにはあります。
日本においても戦前から存在していた光線療法が最近になって見直されて来た理由は大きく分けて二つあります。一つは光線療法の機器の品質向上や療法自体の研究が進化し、効果を上げる事例が多くなってきたこと、もう一つは病院で治らない慢性病が増え、必然的にスポットライトが当たりだしたことです。
難病、慢性病を抱えている方だけでなく、うつ症状など精神的な不調を感じている方で自然療法で治したいと思っている方、スポーツをされている方や体を使った職業をされていて、怪我を早急に治したいと思っている方、病気はないが予防のため体によいことを始めようとしていた方などにも光線療法はすでに多くの方がご愛用されていて、安心して試すことができるものです。
当院では光線機6台による全身照射が受けられます。光線機1台と比べて全身の血流改善に大きな期待が持てます。またドームの中で保温状態を作ることで疲労回復、冷えの改善、毒素の排出などがさらに期待できます(40分以上の保温時間を摂ることが必要)。トップページ最下部に光線療法の全身照射をしているムービーがございますので、ぜひご覧ください。
光線療法で期待できること
慢性的な冷えの(血流の)改善、自律神経の調整、体内(脳内リズム)の調整、ホルモンバランスの調整、炎症、傷、損傷などの回復作用、ビタミンDの合成、殺菌作用などに期待が持てます。
冷えを改善することが慢性病を克服する第一歩です。
光線療法はどのような療法なの?
太陽の光を応用した医療です。光線治療器でカーボンを燃焼させ、光を発生させます。その光を体の必要なところに照射する療法です。太陽の光には紫外線、赤外線、可視光線があり、それぞれの波長を強く発生させることで様々な体調不良に対応します。太陽の光を和らげたような穏やかな光は体を芯から温め、毛細血管を拡張させ血流を促します。また肌から光を吸収しビタミンDなどの栄養を合成します。この太陽の光から得られる栄養素が重要な意味を持つことについて現代医療は見落としてきました。また太陽の光は生体リズムや自律神経と関係が深く、体を温める効果は光線療法の一部に過ぎません。
自律神経の働きは健康には重要で自律神経が崩れた状態で対症療法を繰り返してもよい結果は出ません。自律神経についての研究はまだ始まったばかりで、深刻な状態に対してどのようにして改善していけばよいか知られていません。特に薬害も絡んだ状態であると打つ手がないのが現状です。
体調が悪い方は光線療法を全身に照射する時間を集中的にとることで回復が期待できます。毎日数時間の照射を行うことで慢性病を克服した例が多くあります。また光は睡眠と関係があり、光線療法の継続で睡眠が改善されると、あらゆる体調不良に良い影響が期待できます。
当院ではベッドの周りに光線治療器5~6台を置き、全身照射を行います。ベッドはドームでクローズし、裸になりゆっくり寛いだ時間をお過ごしいただけます。このドーム内は約40度に保たれ、理想的な保温状態を作ることができます。40分以上の時間照射することで多くの方が睡眠をされます。
このリラックス時に体の崩れていたバランスが整うと言われています。また短時間であっても質のよい静養ができ、疲労回復などの実感を持たれる方が多くいます。また免疫システムによい影響が期待できると言われています。
当院の印象では光線療法を受けてすぐに体が反応する方は少なく、ある程度回数を重ねるうちに体が反応してきます。体が反応するようになると一回の照射でも効果を感じられるようになります。そのため、10回以上の照射を続けることをお勧めしています。
このように光線療法はある程度時間をかけて自分の体に起きていた生体バランスの崩れを健康な状態に戻していく働きがあります。
生体バランス(自律神経、ホルモン分泌、免疫システム、血流など)
太陽の光は健康に不可欠な要素を多く含んでおり、太陽の光を遠ざけていたことが病気の原因のひとつである場合が多くあります。人間は食べ物からも太陽のエネルギーをいただいています。植物や果物、それらを食べる動物からも間接的にいただいていますが、食生活の乱れによって大切な栄養素が欠けてしまうことがあります。
太陽のエネルギーを摂りいれる習慣が少なく、慢性的な枯渇状態になると健康が失われると考える医師や研究家が世界中にいます。
光線療法のことをもっと知ってほしいと思って私たちはこの療法院を始めました。単なる健康法とは違い、これまでに様々な難病、慢性病を克服してきた歴史があります。
すべての慢性病を治していくカギは血流と自律神経にあります。これらを健康な状態に近づけていけば、自然に治る力が働いてくれるのです。完治に至るまでにはさらに必要な努力が求められますが、自分ではどうにもならない状態に陥り、そのまま再生の機会を失ってしまう人が存在する現実の中で、光線療法の存在は現代人にとって大きなものです。精神力だけではどうにもならない病気もあるのです。現代は科学製品や公害、電磁波など不自然なものに囲まれ、何よりも情報社会の中で人間関係、仕事に追われ、ストレスを常に抱えて生きています。
そのような不安定な環境の中にいながらも社会の繋がりは希薄になり、人と人が繋がり助け合うという機会が失われ、孤立化しやすく精神的に疲弊している人が増えているのです。
このようなストレスを抱えやすい社会の中で自然環境が崩壊へと向い、人の心もバランスを保ちにくくなり、人類そのものが崩壊への道を進んでいるように思われる現代は健康を維持することがとても難しいと言えるのです。また少し体調が悪いとすぐに薬を飲む習慣により自然治癒力が落ちている可能性にも気づく必要があります。不自然な生活を続けて生じた慢性病に対して、さらに薬が増えていくという悪循環が生じているかもしれません。特に複数の薬を長期間服用することによる薬害については真剣に考えなくてはなりません。
光線で体に溜まっている老廃物や科学薬品などの排出作用が期待できます。
光線療法とビタミンD
日光浴によって体の中にビタミンDが作られることは知られていますが、現代人はビタミンDの慢性的な枯渇状態に陥っている人が多いのです。最近の研究でわかってきたようですが、様々な現代病とビタミンD不足は関連しています。うつ病などの精神疾患、ホルモンの分泌異常、免疫系疾患、乳がん、大腸がん、前立腺がん、神経性の疼痛、膀胱炎、過敏性腸症候群など、関係性を無視できないとアメリカの医師が警鐘を鳴らしています。(現段階ではまだ可能性に過ぎませんが、証明されるのを待っていては遅いと思います)
光線療法の全身照射40分、週一回の継続で慢性的なビタミンDの枯渇は理想的に改善できます。
自然の日光浴でビタミンDの枯渇を改善するのは不可能ではありませんが、簡単ではありません。気候のよい地域にお住まいで、冬であれば毎日50分、薄着で外に出る必要があります。また夏は紫外線が強すぎてしまい、肌や健康に害がでることがあります。
光線療法では肌によくないとされる紫外線をほとんど照射しません。そのため紫外線による健康被害はまず考えられません。紫外線の中で健康に必要な波長だけを強く照射することが可能です。肌に悪いどころかホルモンの働きが良くなるため、内側から健康になり肌の質が良くなったり、髪が元気になったりすることを実感される方が少なくありません。実際にエステサロンなどで美容として導入されるケースも増えてきています。
光線療法は肌への悪影響は考えられない、美容法として効果を実感される方が多い。
紫外線は健康にとってなくてはならないものです。
光線療法の歴史は古く、日本でも戦前から伝えられてきました。当院では最新の光線治療器であるフォトピーⅡを使用しています。こちらは安定した光を長時間照射する能力に優れ、純度の高いカーボンを徹底した管理によって製造しています。当院では確実に効果が出るという理由でフォトピーⅡをお勧めしています。
当院では心因性疼痛、精神疾患、自律神経失調症、胃腸の不調、再生不良性貧血、ひざ痛、首痛、腰痛、原因不明の疼痛、慢性膀胱炎、慢性前立腺炎などに改善例がございます。また乳がんやその他のがんの方も病院治療と並行してお受けになられており、体調の回復を実感していただいています。
光線療法の原理は太陽光線の代役として位置づけられます。 地球に降り注ぐ数々の波長の光線は、そのまま地球上のあらゆるものに影響を与え、エネルギーを供給し、生命体が正常に機能するためのすべての根源を与えています。 この太陽の恵みは大昔から医者により日光療法として使われてきましたが、およそ100年前にデンマークの医者によって、太陽の波長と同じ波長を放出する光線器が創案され、それ以来光線器による光線治療がはじまりました。
当時作られた光線器は主に紫外線を放出するもので、日本でも全国の皮膚科で使われました。その後、とりわけ戦後は民間の手で発展し、光線器の性能も進化し続けました。私たちサンライトグループでは、もっとも新しく優れた性能を備えたフォトピー光線器を使用しています。燃焼温度は3000度に達すると言われ、波長は太陽と同じように、多くの波長を含んだ形で放出されるものになりました。このため、光線器に当たることでの恩恵は計り知れません。
光線療法は多くの体験からノウハウも進化し、発展してきています。現在では、長時間複数台で照射する効能がはっきりしてきました。今や、1時間、2時間照射し続けることも当たり前になっています。それにに応じて、数々の事例が生まれつつあります。
光線療法院は今現在はまだ少ないのが現状です。しかし、すでに医療機関を含め、確実に光線療法の時代に入ってきました。カーボン型光線器は民間独自のものですが、メスを使わない治療は今後急速に広まってくるでしょう。これに応じて、街で光線療法をかかげる療法院も増加してくることは間違いありません。 最も古い歴史をもつ光線療法は、自然から離れた生活をする時代を迎えて、逆にますます必要とされ、人々の健康にかけがえのないものとして浸透していくことでしょう。
光線療法の主な作用と応用疾患
赤外線を強くした場合
各種痛みの軽減、深部血流の促進、血管拡張作用、冷え性、凍傷、腹痛
「応用」
切り傷、打撲、やけど、ねんざ、ぎっくり腰、腱鞘炎、ヘルニア、脊柱管狭窄症、脱臼、膝関節症、肩こり、歯痛、発熱、下痢、神経痛
可視光線を強くした場合
脳内リズム並びに体内時計の調節、自律神経の安定、免疫系並びに内分泌系のバランスの調節
「応用」
うつ病、自律神経失調症、更年期障害、不妊症、パニック障害
紫外線を強くした場合
光化学物質の生成(ビタミンD、ヒスタミン類似物質)、毛細血管拡張作用、免疫応答の調節、殺菌作用、新陳代謝
「応用」
口内炎、自己免疫疾患、潰瘍性大腸炎、アトピー性疾患、性病、クル病、骨折、いぼ、わきが
太陽光と同じ波長
病気予防、体力増進、発汗作用、血流促進、免疫応答の調節、ホルモン代謝と調節
「応用」
風邪、喘息、肺炎、骨粗しょう症、高血圧、低血圧、動脈硬化、狭心症、心筋梗塞、肝炎、糖尿病、パセドー病、橋本病、脳出血、脳梗塞、パーキンソン、顔面神経麻痺、花粉症、風疹、リウマチ、前立腺炎、尿道炎、膀胱炎、腎盂腎炎、結石、中耳炎、メニエール病、鼻炎、扁桃腺炎、子宮内膜炎、アルツハイマー病、ガン
応用疾患は改善が期待できると言うことであり、治癒を約束するものではありません。また、記載されていない疾患に対しても応用できますので詳しくはお問い合わせください。