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2018/5/25

生きる意味をみつける

心因性疼痛、神経症など、精神的な不調(うつ症状、不安恐怖症など)の傾向があり、体調にも慢性的な不調(疼痛、過敏症など)が起きている方にお伝えしたいことがあります。

 

どうしたら心身は健康を取り戻すのか、精神的に疲弊し、体も言うことを聞かない、どんどん破滅に向かっていると思える状況の中で、様々な医療や治療に救いの手を求めておられる方もおられると思います。

 

私はこれまで慢性病を克服するための私見を書いてまいりました。精神的な不調が強くても、体の不調が強くても体質改善の必要性を勧めてまいりました。

 

そのためには質のよい静養と栄養が不可欠であり、静養については脳を休めること、あれこれと考えてしまう脳をいかに休ませることができるかが重要であると書いてきました。そのためには呼吸法や瞑想、運動療法が効果を発揮し、時には自分が楽しめることを見つけ、できるだけ病気や症状に気持ちを向けないことを勧めてきました。

 

また栄養については食事からの栄養だけでなく、太陽光からいただける栄養を蓄え、呼吸法や瞑想などにより気を養う事をお勧めしてきました。

 

できる努力はしているがなかなか好転してくれない、何をすれば治るのか、きっと治してくれる医療があるはずだ、自分で治すのはもう無理だ、これは治らない病気なんだ、ネットにも書いてあるし、医者も否定しなかった。むなしい。自分の人生はなんだったのだろう。なぜ、自分だけこんなに苦しまなくてはならないのだろう。もう死んだ方がましだ。。

 

心の中にどうしようもない不安や無力感、人生を肯定できない気持ちがどんどん強くなり、それに抵抗する気力も失いつつあり、自分は不安に飲み込まれてしまうのではないか、これから先耐えることができるのだろうか。

 

このような気持ちが少しでもありますか、

 

あってもよいのです。

 

なぜそうなってしまうのか、それには理由があるからです。そして必ず抜け出る道もあります。

 

何よりも大切なのは「生きる意味」を見つけることです。なんのために生きているのか、それが希薄になっていたから精神的な不調、神経症が現れてきたとも言えるのです。

 

「生きがい」と言うこともできます。生きることに意味を感じなくなると心の真ん中に空虚感が生まれます。その中に不安が忍び寄ってくるのです。生きる意味をしっかりと自覚した途端、不安は存在することができなくなり、驚くことに痛みや体の不快な症状も消えていくのです。

 

「もう生きていても仕方ない」「死んでも構わない」「この苦しみを抱えて生きていく根気がない」このように言われる方が私のところに来られる方でも少なくありません。

 

実は私も深刻なうつ病、パニック症、慢性疼痛、腸過敏症、膀胱過敏症などが次から次へと襲ってきた時に生きる意味を見失いました。死んだ方がましだ、このように思いました。私は常に死ぬことを考え、それが頭から離れなくなる経験もしました。これほどの苦しみはありません。

 

私はその最悪な状況の中で自分なりの「生きる意味」を見つけたのです。それは過去に自分が書いた日記がきっかけでした。

私はこの病気を必ず克服してみせる、そして同じように苦しむ人に、このような病気でも治すことができる、そのことを伝えたい。病気は治すために与えられた試練で、必ず不可能はない、それを伝えるために死ぬことは絶対に選択しない、と強く思いました。そして病気と向き合いました。逃げるのはよそう、正面から見よう、どんなにつらくても生きている限りあきらめずに、今できることをやっていこう、すぐに治ることばかり見つけようとしないで、ありのままを受け入れよう。私なりの生きる意味だったのです。

 

そして私は運動をあきらめずに続け、光線療法を信念を持って続けたのです。必ず治るから大丈夫、生活も大丈夫、なるようになる!弱気ばかりになっていた私から前向きな言葉が出てきました。

 

そこから私の症状はどんどん小さくなり、活力が湧いてきました。そして不安が入り込む隙間が無くなっていったのです。

 

現代に生きる人は生きる意味、なんのために生きているのかがわからなくなってしまっている人が多いと聞きます。自殺者が増えてきているのも関係が確実にあります。そして精神疾患や原因不明の疼痛の発生とも大きな関連があります。

 

現在、体と心の不調が続き、何をやっても改善せず、どんどん悪くなる予感しかしないのであれば、「生きる意味」について考えてみてください。命が消える最後の最後まで生きる意味を持ち、どのように生きるかを実行することが自分にとっても周りの人にとっても素晴らしい結果をもたらします。

 

どんな人であっても、どんな人生であっても、今ここから生きる意味を見つけることができます。それがはっきりとした答えでなくても、生きる目的につながる第一歩は必ず見つけることができます。

 

精神疾患を治すために過去のトラウマなどを分析する必要はありません。今ここから未来に向けて、意識を向けていけばいいのです。過去はない、と終止符を打つことが大切です。

 

生きる意味は自分の進むべき道を見つけることではありますが、具体的な仕事や行動をまずはっきりさせなくてはいけないと言うことではありません。それは後から自然に見えてきます。まず、自分の心の中心に何を置くか、周りに流されていた自分に気づき、本当に自分が中心に置きたいものはなんなのか、それが見つかると、すべては動き出します。血流や自律神経も自然に整うのです。

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