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2023/6/13

間質性膀胱炎のクライアントとの記録

間質性膀胱炎と診断されて闘病をされていた方が当院に通った際の記録(体験)を簡単ではありますが書かせていただきます。同じ病気で悩まれている方の参考になれば幸いです。

これまでもたくさんの間質性膀胱炎と診断された方が当院にいらっしゃいましたが、今回は代表的なケースではないかと思います。

膀胱の違和感、尿道の痛み、下腹部の鈍痛、頻尿、残尿感などが気になり病院で細菌感染の検査をしたが細菌感染はなく、症状から間質性膀胱炎の疑いがあると診断されたクライアントです。

内視鏡での検査、治療を拒み、精神科で薬をもらいどうにか過ごしているという状態です。痛みや違和感がずっと続くと精神的にもうつ状態になり、精神疾患も併発してしまうことがよくあると思われます。内視鏡での治療を拒むのは私にもよくわかるのですが不安、恐怖にどうしようもなくなってしまい、悪化するのが怖くなってしまうからでしょう。

このような状況で当院に来られましたが、痛みがお尻や股関節などにも出ることがあるなど精神過敏な状態から神経症のような状態に陥りつつあると感じました。

私はカウンセリングに時間をかけます。これまでの経緯、何か思い当たる原因が過去に無かったか、食生活や仕事の状況、家庭環境などお話になれる範囲でお聞きします。

この病気に対する新しい視点、健康と病気の本当の理由、そしてその方法、時間をかけて説明します。

まったくよくわからないという反応の方は少なく、前向きに気持ちが変わる方が多くいます。

どんな病気にも言えることですが、必ず心の問題が存在しています。心が健康であれば多少、食生活が偏っていたり、ストレスを感じていたとしても慢性病にはなりません。

まず心が病んで、それが体に出るのです。これについて私は確信を持っています。

間質性膀胱炎を患っている方で心が健康だと感じる方にはお会いしたことがありません。不本意に思われる方もいると思いますが、それが事実なのです。それを認めるところから治癒が始まるのです。しかしながら性格に問題があるということではありません。どちらかというと繊細で人に気を使う人が多いように思います。本当の自分はそうでないのにいろんなことを人より感じてしまい、考え過ぎてしまい、悩んでしまう。あっけらかんとできないところもあるが、すごく温厚でセンスもいい。頭の回転が速くいろんなことに気づきやすい、そのような傾向があるように感じました。

どうして心がつらくなってしまうのか?

例えば自分の中に感情をため込んでずっと我慢していた人、先のことを心配し過ぎる心配性の方、過去にあったことを何度も思い出し、後悔や複雑な感情を蘇らせてしまう人、家族のことでいつも悩みを抱えている人、自分のしたいことをできていないことに不満を抱いている人、職場で責任ある立場から多くの難題を抱えざるを得ない人、周りの期待に応えなくてはと頑張りすぎてしまう人、気の合わない友人と無理して過ごしている人、自分の評価が気になり過ぎていつも神経が疲れている人、完璧主義があり、自分にも他人にも厳しく接してしまう人。

このような無理がたたり、生活は思うように過ごせなくなり、いつも寝不足だったり、食生活が乱れたり、刺激のあるストレス発散を繰り返してしまい却って脳が疲弊してしまう、しかしそれに気づかない。

このようにして自律神経は崩れ、神経は衰弱して過敏になっていくことがよくあります。

攻撃的な感情をため込んでいる人は神経痛や胃腸障害、最悪の場合、ガンになる元になることがあります。これはあくまでも私の個人的な考えに過ぎません。しかし私は心の病は肉体を蝕むことをよく知っています。

だからと言って心の治療だけを行うやり方はしません。それは結果が出ないからです。

心を癒すためには心にアプローチするのではありません。肉体と心とスピリチュアルな癒しを同時に行うことが重要だと思っています。本来、肉体と心はひとつです。そしてスピリチュアルというのは世間でよく言う目に見えない世界、という話とは少し違い、もっと地に足のついた話になります。

これについては他の記事で詳しく書きますが、肉体と心の癒しにはスピリチュアルな癒しが必要です。

例えば神社などのパワースポットに出かける。深い森や滝のある自然の中に行く、そこで深呼吸をしたり頭をリセットすることでエネルギーが充電されたと感じる人は多いと思います。

私はそれをそのような場所に行かなくても、さらに深く癒しが起きるように施術を行いたいとやっています。癒しが起きるかどうかはその方の実感になりますので、それができるとは決して言いませんが、癒しを目的に行っているのが当院の特徴になるのです。

そしてあらゆる難病と言われる方にとって、病院でどうにかならないか、という視点から一回離れて、自分には癒しが必要だという視点に気づくことがまず第一であると私は思います。

癒しと言いましても、毎日の繰り返しが何よりの効果を生み出します。毎日自分自身を癒す時間を持てればどんな病気でも怖くありません。抽象的な話に感じるかもしれませんが、多くの方は人間の自然治癒力の本当の力をまだご存じないのです。自分の中から無限蔵に湧いてくるエネルギーをまだ知らないのです。

それはすでに自分の中にあるものです。自分の心でアクセスする必要があるのです。外に探し周ってもそのドアを開ける鍵は見つかりません。心を鎮めて自分の思考、感情を観察する。波打つ荒い感情はやがて静かな水面のようになだらかになり、いつしか自分を包み込む大きなエネルギーの存在を感じられるようになります。それはイメージだとか、呪文だとか、言霊だとか、祈りだとかではありません。ゆるぎない体験です。それが本当のスピリチュアルな体験であって癒しです。心を頑張って変えようとしたり、解放しようとせずとも本来そこになかったものは自然に消滅します。それが消えないのは自分が消えないようにしているからでもあります。

間質性膀胱炎の話に戻ります。間質性膀胱炎については私の過去のブログをよろしければお読みいただきたいのですが、私自身もこの病気ではないかと苦しんだ経験があり、過去、当院に多くのこの病気の方がいらっしゃいました。結論から言いますと8割くらいの方が改善を実感し、完治を実感された方も多くいました。残念ながら途中で来なくなってしまった方も含めて改善したとは言えない方もいらっしゃいました。

間質性膀胱炎と診断されたとしても内視鏡で検査を行い、明らかな器質的な損傷が認められて診断されるケースと内視鏡をする以前に症状から間質性膀胱炎と診断されるケースとあり、うちに来られる方は後者の方が多いように思います。

やがて膀胱内に水圧をかけるような手術を勧められるケースがあるのですが、私はできるだけ膀胱に治療を行わずに自然療法をまずは一定期間やってみることを提案したいと思います。

内視鏡による検査はガンを早期に発見するメリットもあり、マイナス点だけでは決してありません。

しかし間質性膀胱炎と診断された方が実は神経症から膀胱の違和感を発生させ、全身の健康を取り戻す必要があったのだとしたら、局部への治療は果たして有効なのか?私は慎重になるべきかと思います。

私自身も膀胱頸部硬化症と診断する医師がいて、手術を勧められました。日取りまで決めるところでしたが、私が精神的に難しい状態であることを理由にキャンセルしました。私は極度のうつ病やパニック障害、神経症を引き起こしており、医師は関係ないと言っていましたが、私はその神経的な病気を治すことで膀胱の痛みも消えるのではないかと直感的に思ったのです。

私の直感は当たりました。うつ病、パニック障害が少しずつ治り、神経衰弱、神経過敏、不安症が消えていくに連れて膀胱の違和感も小さくなっていったのです。

もしかしたらあなたも私と同じように神経症、うつ病、パニック障害の予兆がありませんか?もし、少しでも感じられるのなら膀胱の違和感は自律神経と末梢神経の異常、そして脳神経の異常から発生している可能性があるのです。そして無理な手術はそれらの病気を悪化させてしまうことが考えられます。

まずやるべきことは混乱から脱することです。何をしたらよいかわからない、何を信じていいかわからない。もちろんそうだと思います。自分で選択するしかありません。私はまず全身的な視点で体を蘇らせ、心の癒しを行い続けることで苦痛から解放されるという可能性について提案したいのです。

うちに来られた方に、3か月間、病院治療のことは忘れてうちで提案する自然療法、ヒーリングを集中的にやってみませんか、と提案してきました。

すると3か月も経たないうちに症状が楽になってきた。気にならなくなってきた。そして本当に作り話ではなく、症状がなくなってしまったという人が実際に少なくないのです。

そして私が見る限り間質性膀胱炎で当院に来られる方は精神的な病を多少なりとも抱えている人が多いと感じました。「膀胱がつらいから精神的にもおかしくなりました」、と言われるのですが、私は同時に起きていたと思います。膀胱に症状が出たのが最初と実感されていたとしても、よく思い返してみるとうつ病の初期のような状態が一年前くらいからあったということが多いのです。「無理してがんばればなんとかなった」。本人はそれが進行していたのがわからないのですが、実はすべては同時に起きていたのだと思います。

なぜ膀胱に違和感が出るのか、実際に膀胱に炎症があるケースももちろんあるのですが、骨盤内の血流の悪化、これは座りすぎや姿勢の悪さなどが関係しています。骨格のゆがみによる神経障害、患部周辺の筋肉の緊張硬直、腸の中の悪玉菌の異常発生による原因、全身の冷え、などによって症状が引き起こされている可能性があるのですが、何より大きいのは感情です。膀胱と関係している感情もあるのです。例えば誰かにカッとなって怒ってしまう、とてもつらい体験をしてしまう、誰かにとても攻撃的な言葉を浴びせられる、このようなことで脳と自律神経が非常事態のモードにスイッチが入り、それが解除できない、これらの原因がひとつではなく重なって病気が発生することが考えられます。

そして大事なことなのですが仮に膀胱に炎症や傷があったとしても薬でしか治らないと考えないでください。先にも書きましたが人間の自然治癒力はすごいのです。必ず傷は治ります。心の傷も同じように治ります。この二つはリンクしていますから薬だけでは解決しないのです。

そのためにはまず体からのアプローチが必要です。体を芯から温め、冷えを根本から治していきます。これには光線療法が最適です。そして血流の改善を行う施術、自律神経を整える施術、筋肉、骨格を整える施術、内臓を元気にする施術、健康法、食事療法、セルフヒーリング、これらを組み合わせることで全身に治癒を促し、精神的な不調も膀胱の違和感も吹き飛ばしてしまうのです。病魔を完全に自分の体から吹き飛ばすような根本的な健康法を集中的に行うのです。

どんな病気も軽症から重症までいらっしゃいますので、早い方なら一か月、重症の方でも一年で体は変わります。もちろんその期間なんどもうちに来る必要はありません。最初数回いらしてそれからご自身でセルフケア、セルフヒーリングができるようになれば完治が目指せると思います。

当院はうつ病やパニック障害を自然療法、セルフヒーリングだけで克服することができると思っており(重度は難しいかもしれません)、精神的な不調を抱えている人ほどぜひご相談いただきたいと思います。

病院治療はとても大事なものであり、それによって治癒するケースもたくさんあり、それを決して意味のないものとしての意見ではありません。私も必要に応じて病院には行きますし、助けられています。ご自身で病院に頼るところ、自然療法をやってみようとするところは決めていただき、時には併用して治癒を目指すことが最適かと思います。ただ病院をいろいろと周ることで脳や神経はさらに疲れ、体は冷え、薬が増えていくことで真の健康から遠ざかることもあります。また病院によって言うことが違うので混乱してしまうこともあるでしょう。心配になりネットで調べるとネガティブな情報であふれていて、とても心配になる。一生治らないのではないかという思い込みで、症状は重くなり、出口が見つからなくなる人がいます。それでも必ず治る方法はあるのです。視点を変えて健康とは何か、何が自分に足りないのか?という視点から私の話を読み返すと希望が湧いてくると思います。

詳しくはカウンセリングをお受けいただければ詳しくお話します。

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