BLOG

2017/6/7

光線療法が効いてくるまでに必要な期間

光線療法はとても優れた医療機器で病院では治らない重い病気や様々な難病、慢性病を克服した例が過去にたくさんあります。

 

当院においてもガンや自己免疫疾患、自律神経失調症、うつ病、パニック症、突発性難聴、脊柱管狭窄症、再生不良性貧血、間質性膀胱炎、慢性前立腺炎などの方に改善例がございます。中には完治と思われるところまで回復された方もいます。

 

その一方で光線は効かなかったと、治療を止めてしまう方もおられます。全体の2割くらいの方が一か月から3か月の間に止めてしまいます。

 

一か月光線を続けたが症状が改善されない、治る気がしない、と思われる方がいるのは当たり前のことです。私は最初のカウンセリングで最低3か月は変わらないということを念頭に置いて、根気よく続けてくださいと説明します。それでも一か月で早々に判断してしまわれる方がいることが不思議で仕方ありません。

 

光線が効いてくるまでには時間がかかります。病状によって効いてくるまでの期間は変わります。体質が著しく落ち込んでしまっている、バランスを崩した期間が長い方はそれなりに時間が必要なのです。

 

では、どれくらいの時間が必要なのでしょうか?あくまでもこれまでの指導体験を元にしたイメージですが、全身照射を週一回40分以上続けて最低3か月、平均すると6か月ほどで明らかな体調の変化が見られます。

 

人によってはすぐに症状が小さくなる方がいます。それは緊張していた脳が安心することによってホルモン分泌を促し、即効性を感じているのですが、症状が和らいだと油断して、光線照射をおろそかにしてしまうとすぐにぶり返してしまいます。

 

なぜなら体質改善ができていないからです。症状が和らいだからと言って光線照射を少なくすることはお勧めできません。症状が小さくなって、楽になって来たときこそ、油断せずに照射を繰り返すのです。治ったと思ってからもしばらくは根気よく続けるのです。水虫退治と同じで、治ったと思ってからが大事なのです。

 

私は現在の体調を見て、週一回は最低でも守らないと体質改善は難しいと思います。体調の悪化をくい止め、上げていくにはある程度の集中的な照射が必要になります。とお伝えすることが多くあります。実はほとんどの方は週一回でも足りないくらいなのです。最初に流れを変えるためには3日に一度くらいが必要だと思います。

 

しかし、当院では自律神経やホルモン分泌、血流を促し、生命エネルギーを補給するヒーリングマッサージも受ける方が多く、これを受けつつ、自宅でも食事療法、呼吸法、ストレッチなどを行うことで週一回の来院でも底上げが可能なのです。

 

週一回の来院が必要な方でも事情により、2週に一回しか来れない方もいます。ご自宅で運動をしたり、食事療法をされたり、呼吸法をしたりすることで上げていくことは不可能ではありませんが、現実は甘くありません。ほとんどの場合、おつらい体調を上げていくことはできません。それであきらめてしまう方もいるのですが、それはやることをやっていないからであって、本当はあきらめる必要はなかったのです。

 

食事はある程度努力することはできると思いますが、それだけで体調を治すことは簡単ではありません。運動をしたくてもエネルギーが枯渇しているため、できないというのが現実です。呼吸法に至っては効果を感じる人はわずかであり、正しい指導の下、長期間の実践が伴ってこその健康法なのです。

 

病院に行っても治らない、自分で治す気力、体力がないと思われる方は光線療法の集中的な照射が最適なのです。それも5台以上の光線機による全身照射が必要です。一台の照射を毎日続けている人もたくさんいます。しかし、一台と6台では威力が違います。6倍ではありません。全身に及ぼす効果はそれ以上になると実感されると思います。

 

体調にかなり不安がある人、一時でも早く体調を回復させたい人、治らないと言われる病状にある人、そんな方々には光線療法の6台による全身照射をぜひ、体験してほしいと思います。もし、可能であればそれを毎日受けてください。地面にめり込んでいるくらい動かない体質も必ず変化します。血流が蘇るのです。血流が蘇れば自律神経もホルモンバランスも免疫システムも戻ります。すると自分の中の治癒力であらゆる不調を治すことができるのです。

 

当院に来られている方の中には自宅にも光線機を1台、もしくはそれ以上設置し、毎日の照射を繰り返し、それにプラスして週一回の通院で全身照射をされている方も少なくありません。実はこれは理想的です。私が見る限り確実に体調が回復していくのがわかります。

 

当院に来ることができず、全身照射を受けることができないが、自宅で1台光線照射を続けておられる方もたくさんいます。もちろん全身照射との差はありますが、0とは雲泥の差があります。根気よく続けていけば必ず光が見えてきます。今以上に悪化することはありません。それは間違いありません。光線を続けていて悪化することはありません。それを信じて続けてほしいと思います。

«間質性膀胱炎は恐れる病気ではない
不妊症に光線療法»
一覧へ戻る