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2020/6/15

食から治す

自律神経の崩れを伴う体調不良、慢性病を抱えている方は食に対する意識を変えてみることをお勧めします。

 

当院では手技整体によって筋肉の緊張をゆるめ、骨格や内臓によい影響を与えていく施術が自律神経には効果が出ます。

それに加えて鍼灸やビワの葉温灸、光線療法を組み合わせることで相乗効果が出ます。

 

当院のような専門の治療院に通うことは効果的ですが、それと同じくらい大切なのが食事に対する意識です。

 

健康に対して食事がどれくらい重要かと言いますと、これは意見が分かれるところではありますが、わたしは少なくとも30%以上、人によっては50%は食事が健康に関わっていると思っています。

 

どんなに治療を受けても、気持ちを前向きにしても、生活習慣を改めても、仕事を調整しても食事に対する考え方に間違いがあれば健康を取り戻すことが難しくなってしまいます。

 

 

食事に関してはテレビやネット、雑誌などで多くの情報が拾えます。しかし今の自分の体にとって何を控えて何を摂るべきなのか、食事に関して抜け落ちていた意識についてなど、本当に納得して取り組むことで食事が健康法に変わり、体も変化してくるのです。

 

当院では自律神経の専門院であるという経験値を生かして、これまで10年以上に渡って研究してきた食に関するアドバイスを差し上げることができます。 

患者さんはいろんな意見を参考にしながら本当に自分にとって必要なことに気づいていただければと思います。

 

多くの場合、よく噛まない、食べ過ぎ、栄養の偏りというような問題点が見つかります。水分の摂りすぎによる水毒症状はとても多く、のどや気管支、胃に症状が出ます。

よく噛まないと胃が下垂し、消化不良が起こります。何より必要な栄養素が足りずに高カロリー食品をたくさん食べることで消化酵素が枯渇しエネルギーが衰弱している方が多くいます。

 

実はそれほどたくさんの栄養は必要なく、バランスよく摂ることが大切です。

多くの方が食べ過ぎて消化不良が起こり、そこから深刻な内臓の機能低下が生じています。ホルモンの分泌異常や精神的な不調も食事から悪循環が続いていることがあります。

 

特に腸の中の細菌を元気にしていく食事が何より大切なのですが、多くの方がヨーグルトと納豆で足りていると勘違いしてしまっています。

腸が大切だとよく言われますが、私はうつ病や自律神経失調症の多くの原因が腸環境の悪化から起きていると感じています。

 

腸には脳に匹敵する神経ネットワークが張り巡らせており精神活動に多大な影響を与えているということが近年わかりました。うつ病は脳の病気ではないのです。

腸の病気とも言えませんが、腸環境を改善することなく薬治療を行っても根本治療にならないことは明らかです。

 

私は自分自身がうつ病や自律神経失調症で苦しんだ経験があるので必死に健康法を探しました。そして食事の大切さを学び、現代人に不足している食事について学んで来ました。

私自身、食を変えることで驚くほど体が健康になり、精神的にも安定してきました。

 

多くの病んだ方と接していて、共通するのは病んだ人ほど食生活が偏るということです。

 

 

食事に対するアドバイスは施術の後に無料でしていますが、最初から関心がないように感じてしまう患者さんもいて、無理に話すのもおせっかいかなと思って止めてしまうことがあります。

このブログをお読みになって食事に対するアドバイスがほしいと思われる方はご遠慮なくお申し付けください。

但し毎回10分以内しか時間がとれません。また他のご説明やアドバイスの時間が十分に取れなくなることもありますので、よろしければ食事講座を別途お申し込みください。(20分程度2000円)

 

食事の改善だけでも体調が回復する可能性が高くあります。

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