治る人と治らない人

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治る人と治らない人

2018年04月26日 木曜日

以前いらしていた方の話です。

 

慢性的な膀胱炎の症状、頻尿、膀胱の違和感、腸の不調、うつ症状などでお悩みになられていて、しばらく通院されました。

 

とても光線を気に入られ続けておられましたが、少し良くなったところで停滞してしまいました。それでも最初来た時よりははるかに良くなっていたのですが、本人はまだつらいと思われていました。

 

定期的なカウンセリングの中で問題点が見えてきました。お菓子中心の食生活、夜更かし、スマホ中毒、運動不足などです。病気になったことで自分を見つめなおし、改めるところは改めるという努力は必要です。どうしても本気で健康を取り戻そうという気持ちが出てこないようです。

 

それでも人によって時期がありますからその都度指摘するだけで済ませていました。強制することはできません。「光線受けてれば良くなるんですよね」そう言われて、肯定も否定もできません。ただできることはやってくださいと言いました。

 

それでも生活習慣を改める気持ちはまだまだ足りないようでした。

 

 

 

私は足裏のマッサージを行い健康状態を見ると内臓機能が低下していました。毒素が溜まっていて血流の滞りがあちらこちらに見られました。それほど強く指圧しなくても痛く感じてしまうのはそれだけ体が悪いということができます。

 

「もっと痛くないようにやって」

そう言われて私は〇〇さんに必要なことだけしているから任せてくれませんか。普通は痛くないのが痛いと感じているのです、と説明しました。

 

これだけ内臓が冷えていて、下半身に血流が足りていないとつらくて当たり前と言いました。話を聞くとやはり食生活や夜更かしがあるようです。

 

ある時、食生活の大切さ、自分で治そうとする気持ちがまず大切だという話を強く言いました。その後、その方は来なくなりました。

 

私がよく言う「何もしない」「努力を止めると癒しが始まる」というのは深い意味がございます。

 

どうにかして生きよう、病気を治そうと気を張って自分を奮い立たせ、気力を振り絞って頑張っている人に向けた言葉なのです。

 

健康を取り戻すために早寝早起き、体が求める食生活、最低限の運動、少しでも明るく前向きになるような言葉を選び、暗いニュースや怖い映像などは避け、明るい気を持っている人と接触し、自分でできることは頼らずやろうとするなど、このような努力は不可欠です。

 

光線やっていれば治るとは限りません。改めなくてはならないものがあるなら、それは甘えずにやらなくてはいけないのです。何もしないというのは自然に沿った生活、無理のない生活を行うことは前提で、治そう治そうと力む気持ちが却ってエネルギーを詰まらせるということなのです。何もしない、という究極の静養が癒しを生むということは真実で、私が奇跡的な回復をしたのも実はこれが大きかったのです。

 

ですから難病を患っておられる方にはぞの極意をお伝えしたいと思っているのですが、なかなか伝わりにくいということもあるかと思います。

 

何もしないが癒しを生む極意と聞いて、とても楽になりました。と言われる方が少なからずおられます。その方々は何かをすることに慣れてしまい、何もしない、ということがいかに難しいか、しかしそれがどれだけ楽かということに気づいたということです。

 

光線は今ある体調を確実に底上げしてくれるものです。これは受けたことのある人ほとんどが実感していることだと思います。問題は完治するかどうかです。

 

コストもかかるし、良いのはわかるけどこれで治る気はしない、とやめてしまう方が少なからずおられます。

 

自分では引き上げられない体調を押し上げてくれるのが光線です。しかしそこから立ち上がって前に進むのは自分でしかありません。やるべきことはやらなくてはいけないのです。光線をやっていれば歯磨きをしなくても虫歯にならないかと言えばそんなことはあり得ません。それと同じようにお菓子中心の食事では落ち込んだ体調は上がっていかないのです。また夜更かしてゲームをしたりサスペンスドラマを見てばかりでは自律神経が整うわけがありません。

 

何を食べればよいのか、どれだけ運動すればよいのか、ちゃんと質のよい静養はとれているか、プラスの気を蓄えているか、それらを強い価値観を持って管理し、改善していけるのは自分でしかありません。その上で治ることも、自然にお任せしていればいいんだと、大らかな気持ちを常に持ち、自分ができることに注力していれば、治らないと思われていた病気も克服できるのです。

 

病気は自分の人生を正面から見つめ、正しいと思う方向へ力強く踏み出すことで乗り越えることができます。私どもは健康を真剣に取り戻そうとしている方を全力でサポートしています。

 

治る人は光線だけで治ったのではありません。私どもの療法で治ったのでもありません。それらの力を杖にして自分の足でゴールまで歩いた方々です。

 

それは先の見えない道ではありません。無理な道でもありません。心と体を一つにして一歩一歩を信じて進んでいけば誰にでも届くところにゴールはあるのです。

 

但し、光線療法を続けることで、どうにもならなかった悪循環から抜け出ることが私はできました。ですから自分ではどうすることもできない、もう気力がない、と思われる方がおられることもよくわかっております。その場合は毎日のように光線療法を受け、手技やマッサージなどを定期的に受けていることで、いつの間にか気力体力が上がってきます。エネルギーが高まるまでは無理することはありません。