筋力低下は健康の喪失

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筋力低下は健康の喪失

2019年03月07日 木曜日

少しづつ春の気配が感じられる季節になりました。残っている灯油も早く使い切ってしまわないといけないと思うこの頃ですが、今日は筋肉の話を書いてみたいと思います。

 

私は筋肉がそれほどあるわけではありませんが、筋力が落ちない程度の筋トレは続けています。また筋肉の柔軟性、疲れにくい筋肉を維持するため、呼吸法を重視したトレーニングを毎日続けていて、本当に同年齢の人より体は若いと思います。その上で健康を維持するためには体を動かす習慣、筋力を強化する習慣がとても大切だと思っています。

 

年齢が上がると共に筋力の低下が始まります。

筋力が低下していることに気がついたら、そのままにしておいてはいけません。

 

筋肉は何歳になっても鍛え、強くしていくことができます。年齢だから仕方ないと諦めてしまっては自分が損をしてしまいます。

 

筋力が低下することで健康に影響がでます。骨格を支える力が弱まることで関節の痛み、ゆがみなどが発生しやすくなり、自律神経に影響が出たり、内臓や膀胱などの神経トラブルに繋がることもあり得ます。

 

筋肉の量が少なくなると代謝が悪くなり、エネルギーの生産性も低下します。そうすると疲労回復に時間がかかったり、老化を早めることにも繋がると私は思います。また明確には言えませんが免疫システムの働きにも関係していると思われ、筋肉は決して無駄なものではなく、無くてはならない大切なものなのです。

 

血流も低下することがわかっています。手足の冷えや内臓の冷え、それらの原因のひとつが筋力の低下であると言われています。

 

筋力が低下しているということは運動をあまりしていないということに繋がりますので、使われる筋肉が限定され、十分に動いていないので血流が促されることが少なくなり、血流不足になってしまいます。

 

また筋肉を鍛える運動を行うと心肺機能が促進され、呼吸によってたくさんの酸素が体内に運ばれます。特に脳へ酸素が多く運ばれることで認知症の予防にも繋がると言われています。

 

運動が少ないと体内に老廃物がたまり、内臓機能もあまり働くなり、消化活動、循環機能などが低下してしまいます。

 

日常生活で体を動かしていると思っていても、同じ動きを繰り返していることが多く、使われている筋肉は限定的です。使われていない筋肉は固定されていき、動かなくなってしまいます。筋肉を使い過ぎて疲労することもありますが、ほとんどの場合、筋肉を使わないで血流が悪くなり、それが疲労や体調不良の原因になっています。血流の低下が影響する体調不良については別のブログにも書いていますのでぜひご覧ください。

 

また筋肉は本来自然に伸びたり縮んだりするのですが、縮んだまま伸びなくなってしまい、コリなども発生します。この筋肉の硬直、コリが体調不良の大きな原因であることがよくあります。様々な慢性痛、神経トラブル、精神的な不調もまずは筋肉のトラブルを疑ってみる必要があります。

 

この筋肉が硬直している状態で無理に動かすと痛めてしまうこともありますので、注意が必要です。急に激しいスポーツをしたり、無理なストレッチをすると筋肉が伸びる前に切れてしまうこともあります。

 

このように運動不足によって筋力が低下すると健康は知らぬ間に損なわれてしまう危険性があります。

 

ぜひ筋力を強化する運動、体操を日常に取り入れていただきたいと思います。

 

何歳であっても筋肉は増えてくれます。失っていた柔軟性を取り戻すことも不可能ではありません。筋肉が増えてくると骨格が安定します。運動や体操で左右などのバランスを意識して行うことで、ゆがみも矯正される可能性が大きくあります。

 

背骨や骨盤、頚椎のゆがみはあらゆる体調不良の原因になっています。整体やカイロなどに通うより、左右のバランスを整える運動を通して筋力強化を行えば、大抵のゆがみは治ります。みなさんやっていないだけなのです。そして治療師の方に通っていればいいですと言われ、それでいいのだと思いこんでしまうのです。

 

筋肉がない人はわからないのですが、筋肉がある程度ついてくると筋肉がないと人生を損していることに気づきます。何より疲れにくくなります。重いものを持たなくてはならないことはよく起こりますが、筋肉が無いと疲れてしまうし、痛めてしまうこともあります。重いカバンを持って出張に行った時に筋肉が無いとクタクタになってしまうのですが、筋肉があって初めてそのことに気がつけるのです。そして代謝が上がり、エネルギーの生産性が高まり、血流が良くなるため体調もよくなります。

 

冷えが改善され体温も上がるため、ガンになるリスクも低くなると私は思います。

 

またこれに関してはまだはっきりと解明された訳ではありませんが、筋力トレーニングをするとホルモンの分泌が改善される可能性があります。私はいつも実感しているのですが、精神的にも前向きになり、気分がすっきりします。明らかに精神的に安定させるホルモンが分泌されているように感じます。うつ病の初期であれば筋力トレーニングによって改善される可能性があります。

 

しかしながらうつ病になるプロセスは個人差があり、複雑な部分もあると思いますので誰でもが筋トレで改善するとは思えません。

 

そこで私が日課にしているヨガをお勧めします。ヨガは体の柔軟性を取り戻し、背骨のゆがみを自然に治してくれます。普段することのない前屈、後屈、側屈、ねじる運動、伸ばす運動などがポーズをすることで行えます。

 

またある程度時間をゆっくりかけてポーズを静止したり、負荷をかけたりすることで十分な筋トレになるのです。

 

またゆっくりとした動きと呼吸を連動させていくので、自然に呼吸が深くなり全身に酸素が運ばれていきます。少々疲れていたりしてもヨガを始めるとどんどん体に酸素が運ばれて、筋肉を伸ばしていくうちに疲れが取れていく感覚が出てきます。気持ちよく続けていれば自然に必要な筋肉が育っていき、柔軟性が戻り、左右のゆがみも改善されていきます。

 

現在、自律神経の不調や原因不明の疼痛、膀胱や胃腸の過敏症などでお悩みの方は、できればヨガをされることをお勧めします。初期のうつ病や薬でやや安定しているうつ病を完全に治す上でヨガはとても役に立つことと思います。

 

光線療法院けろぴーでは、より楽にできて効果のあるヨガ体操をレッスンしています。これは私自身がヨガを30年以上実践し、様々な呼吸法教室などで学んだことを応用し、体操として作ったもので、体力に自信のない方、体に負担がかけられない方、お年寄りの方などに個人レッスンしており、とても効果を感じていただいています。通常のヨガ教室で若い人と一緒にやる自信が無い方にはとてもお勧めです。また通常のヨガ教室では教えてもらえない極意などもありますので、体力に自信がある方でも私の指導を求めていらっしゃることがあります。

 

また歩くことも日課に加えてください。ヨガだけより、有酸素運動も加えることで体調はさらによくなります。少し早歩きで、少し大股で、他のことを考えたり、スマホを見ながらではなく、歩くことを100%集中して行ってください。足の裏が踵から指先まで地面に触れる感覚、全身が連動して動いている感覚、背骨を中心にしたコアな筋肉が安定して地面と垂直になっていることなどを感じながら歩いてください。視線はなるべくまっすぐにし、街全体を感じる意識で歩きます。それでいて自分の体が留守になってはいけません。自分の体にしっかり意識を向け、さらに意識が広がっている状態で歩きます。「意識的に」歩くことができれば、時間はそれほど必要ありません。無意識に1時間歩くより、意識的に30分歩く方が効果的です。

 

筋肉は健康をサポートしてくれます。無いよりあった方がよいのです。しかしお金で買うことはできませんし、筋肉を強化するのは時間がある程度かかります。努力も要ります。

 

しかし、健康を維持していくために、病気体質を改善していくためには自分で一念発起してやろうと思わなければなりません。

筋肉隆々になる必要はないと思います。

筋肉は健康に必要ですが、ボディビルダーのような体が健康だとは思えません。機械を使って筋トレをすることは賛成ですが、体の柔軟性を失うほど筋肉をつけるのはどうかと思います。今度は弊害も生まれるかもしれません。肩や首、股関節などが自由に動くことを優先して必要な筋肉をつけていくことがよいのではと思います。

 

一生自分の足で歩くために、誰の世話にもならずに死ぬまで好きなことができるために、最低必要な筋力を維持することを目的に始められたらよいかと思います。そのためのトレーニングはそこまでハードなものでなくても十分です。自分の体を意識してあげると体は喜びます。そこから健康は始まるのです。