体に何か異変があると病院に行こうと思う方は多いと思います。しかし、病院に行けば最善だと思う考え方はとても危険です。病気は病院が治してくれるという考え方が当たり前になっていませんか?その考え方が致命傷になってしまうことがあります。なぜなら、病院や医者にすべてを丸投げし、自分の健康に責任を持たないという考え方は自分の生命力を失い、自然治癒力を手放していくことになるからです。医者がいうままに薬をもらい、その薬に最初から頼り切る考え方は本当に大間違いなのです。その薬が本当に必要なのか医者は考えくれないと思うべきです。自分で自分の健康に関しては責任を持ち、決して他人に預けてはいけないのです。テレビやネットなどマスメディアでは簡単に「早めに病院に相談しましょう」などと言います。いつの間にかそういった間違った情報に健康に関しての考え方が操作されてしまっています。私の周りも、何かあるとすぐ病院に行って検査する人で溢れています。何も異常がないという安心をもらいたいからなのだと思いますが、一方で何か言われたらどうしようという不安でいっぱいなのです。そして医者の言葉により一喜一憂してしまうのです。私も若いうちから上司や先輩から風邪になったら医者に行って薬をもらわなければだめだと教わってきました。それが会社の、そして社会の常識であると思い込んでいました。だから簡単に薬を出してくれる病院を選び、時には抗生物質でさえ処方されてきたのです。私の考えが180度変わったのは、やはり大病をしてからです。医者がまったく頼りにならなかったのは事実ですが、病院に行けばなんとかなるという間違った考え方を持っている自分に問題があると、やっとわかったのです。もちろん外科の急を要する処置など病院に行かなければ危険かケースはあります。ですからあくまでも体調不良や慢性病についての話になります。
病院嫌いでなかなか行きたがらない人がいますが、ある意味では正解です。しかし、自分の健康に責任を持つという点ではそれだけではもちろん足りず、生活態度全般に意識を向け、体調不良になれば自分で修正できる知恵が必要になります。しかしそれは薬に頼ることではなく、食事を改めたり、運動不足を解消したり、ストレスに気づいたり、自分の心の声で耳を澄ますことでできることなのです。「それでは逆に命取りになる、早期発見こそが病気を克服する最善である」と反論される方はいると思います。しかし、医療に頼ることで病気を作られてしまったり、薬害やマイナスの暗示によって生命力失っていくリスクがあまりにも高いということを私は言いたいのであって、仮に病気があっても治すのはあくまでも自分自身なのです。自分で治せるのです。どんな病気も治るチャンスが訪れます。それが本当にわかると病院に行く理由がなくなるのです。体調不良は何かを改めなくてはならないという体からのサインです。それを医者は教えてくれるわけではないのです。答えは自分にしかわからないのです。そして早く気付けば気づくほど早く回復に向かっていきます。日光浴は十分に足りていますか?食事は偏っていませんか?不規則な生活になっていませんか?自分は何をストレスと感じているのだろうかと考えてみることです。ストレスを明確にする意味でカウンセリングはとても有効です。しかし病気について深い理解を持っていないカウンセラーに相談すると逆効果になるかもしれません。カウンセラーの学校では教えてくれない大事なことを、経験として理解している人を選ぶべきでしょう。