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2026/1/28

パニック障害の改善例

当院にはパニック障害を持たれている方が多くいらっしゃいます。

なぜなら院長である私がパニック障害を経験して完治させたことがあり、それをブログで発信しているからです。

また過敏症や不安神経症で来院された方がパニック障害もあるということがわかり、それも含めて癒していったこともあります。

パニック障害はとてもつらいものです。軽度から重症までありますが、私はかなり重症でした。発作は毎日何回もあり、発作が現れて消えていくまで長いときは1時間くらいあり、その間中、呼吸は苦しく全身の緊張、血流の滞り(血の気が引く感じ)、不安恐怖、時には痛み、本当に生きているのがやっとという状態で時間がただ過ぎ去るのを待つしかありません。いや待てるという状態になれれば大分楽なのです。ただ耐えている、どうにかして生きているという感じに近いでしょうか。

パニック障害のつらさはなかなかわかってもらえません。どこかに一人でいる時、例えば電車の中、バスの中、空港の中、教室の中、会議室の中などふとパニックがよぎると脳が呼び込んでしまい発作が起きるので、外に出られなくなってしまう人も多くいます。家の中にいても一人ではどうにもできなくなってしまう人もいると思います。

精神薬で楽になる人、ならない人といます。そして仮に楽になっても薬をやめたら元に戻るのではないかと思い、薬に依存しなくてはならないケースもあります。

でも安心してください。必ず根治できます。

パニック障害は私個人の見解に過ぎませんが、肉体と精神、その両方の癒しが必要です。

特に精神の癒しが必要ですが、まず身体から整えていかなければ土台はぐらついたままになります。

身体の崩れを改善して精神的な癒しを繰り返す。

これによって改善すると私は思っています。

実際に当院に来られた方のほとんどの方が改善を実感されています。

ただ、言うほど簡単ではありません。

半年から一年、腰を据えて取り組む必要があると思います。

まずは血流の改善です。そして脳脊髄液などの体液の循環の改善、それに伴ってホルモン分泌の改善、脳神経の誤作動の解除と再起動、そのために全身の筋肉の緊張をゆるめ、深部からの解放を促すこと、そして骨格のゆがみを矯正していきます。この矯正は骨に働かせるような強いものではなく、筋肉を深部から緩めることで骨格への悪影響を解放させるのです。

さらに重要なところが頭蓋骨、首の骨です。ここのしめつけをリリースし、脳から脊髄の神経を安定させるようにリラックスを促します。リラックスはどこでも得られると思いがちですが、本当のリラックスを忘れてしまっているのではと思います。筋肉が緊張しっぱなしで骨格がゆがみ、ホルモン分泌も不安定になるとリラックスできなくなり不安が抑えられなくなります。

そして内臓のマッサージを行います。特に胃腸をゆるめ、固くなっているところを解放していきます。

胃腸が過敏になり、腎機能が低下すると精神を安定させるホルモンが分泌されにくくなります。代わりに緊急事態に備える時のホルモン、アドレナリンやノルアドレナリンが分泌し続けます。これによって身体に悪循環が生じ、自律神経がおかしくなり、やがてパニック発作が出るようになります。パニック障害が自律神経と関係しているのは明らかです。私は横隔膜、胃との関係もあると思っています。そして何より潜在意識に恐怖心があり、それがあまりにも大きいので表面に浮上することが耐えられないのです。いや、実は耐えられるのですが耐えられないと感じています。そしてそれに対しておびえる感情が雪だるま式に増えてしまい、自分に対する嫌悪感、情けない気持ちなどが長年蓄積され、自信を喪失するのと共に、社会や人間関係に対する恐怖心や嫌悪感、失望感が重なり、抑えきれなくなった感情が潜在意識の中で噴き出すようになります。恐らく急に発症したと思う方はほとんどいないと思います。小さいころから何か重い不安感、恐れが襲ってくるのを感じながら、どうにかやってきたという実感を持っている人が多くいるのです。

私の体験から大事なのは脳です。しかし脳だけをみても解決しません。それを支えている首、そして脳と密接に関係している腸や副腎の機能を回復させていくこと。体を常にあたためて、おなかをケアしていく。少しでも運動をして全身の循環が流れる体に変えていく。そのためには解毒も必要ですし、栄養も必要です。運動は適度な気持ちのいいものを毎日続け、過去の感情や記憶に振り回されている習慣から少しづつ抜け出していきます。新しい習慣で塗り替えていくのです。

そのためにはマインドフルネスをいう考え方も助けになると思います。このマインドフルネスを実践することで病気を克服した後の人生がとても豊かになると思います。

病気は嫌なことばかりではありません。病気があったからこそ変われるのです。

つらい体験を乗り越えて強い自分になれます。どんなことも乗り越えられる、あのパニックを乗り越えたんだから怖いものなんてない、と思える日が必ずきます。

パニック障害を持ったというのは欠陥がある人間だということではありません。それだけ豊かな感受性を持っているということ、自律神経を酷使してがんばってきたから、そして人に傷つき、悩んできたのは愛を求めている気持ちが強かったからだと思います。人よりつらい体験が多かったのかもしれません。今は心も体も病んでいるように感じるかもしれませんが、新しい自分に生まれ変わろうとしている自然の変化なのです。変われるから古い終わった感情を吐き出したい、古い習慣から本当に変わりたいと願うもっと深い潜在意識の欲求のために起きている現象です。

私を信じていただければ誰でも克服できます。ただし治すのは私ではなく自分であることを決して忘れてはいけません。

当院でできることは施術に加えて、気の呼吸法体操、食事健康法、光線療法などたくさんあります。

ぜひお問い合わせください。

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