どんな病気であっても、これは治る病気なんだ、自分は絶対治るんだと信じることはとても大切です。
例え風邪であってもインフルエンザであっても、自分が治らないということを信じたら治らなくなってしまうのです。インフルエンザでも治るということが多くの人に信じられているから自然に信じられるのであって、結果的に悪化もしません。治らない病気だと思い込むとそれだけで治らなくなってしまいます。
人間の意思の力はそれくらいすごいのです。思い込んだらその通りになっていくのです。
そのため、病院で難病と診断され、治りにくい、治らない人もいると聞いてしまうと、脳は治らない理由を作り出していきます。症状が悪化するのは当たり前なのです。
こうして難病の悲劇は生まれています。人間というのは精神が主で肉体が従です。自分がどのように思うかによって未来が決まるのです。
仮に慢性病を抱えていたとしても、難病を診断されたとしても治る人は治るのです。自分が治ると信じることは何よりも大切なことと言えるでしょう。
まず自分は治るんだ、自分はこの病気を治すことができるんだと強く信じることが大切です。お医者さんの中には不用意な言葉、軽率な言葉を発してしまう人が少なからずいます。治療師でも事の重大性がわかっていないと症状を聞いて「〇〇病かもしれませんね」などと言わなくてもいいことを言ってしまう人がいます。
友人、知人にも「〇〇病かもしれないね、その病気は怖いんだってね」、などと言われてしまうことがよくあります。こうして思い込みは強くなるのです。言われたり聞いた通りの症状が発症してしまうこともあります。
また怖くなって自分でネットで検索すると読まない方がよい情報がたくさん載っています。最近はネットによって知らなくてもよい情報をたくさん知ってしまい、悲観的になったり不安を大きくしてしまう人がたくさんいます。調べればよいという訳では決してありません。
ネットの情報など信じる必要もありません。中には不確かな情報もあるでしょうし、心無い情報もあるかもしれません。
仮に治りにくいと言われている難病を患っていたとしても、治りにくい、治らないという情報は今すぐ捨ててください。脳から排除してください。
病院で診断されることがすべてではありません。検査を徹底的にすることが最善だとは私は思いません。同じ症状であっても治した人はきっといます。それを信じて難病に掛かったという思い込みを一度リセットしてください。
あなたの人生なのだからあなたが選択することです。私は絶対に治るから大丈夫。このように選択したとたん脳は治るために働きだすのです。
私がそうであったように、治らないと言われた病気を克服した人はみんなそうです。まず自分が治ると信じるところからすべては始まります。そして先のことを考えず、過去を振り返らず、今できることを精いっぱいやってください。無理することはありません。できることを見つけて、それに集中するのです。意識を100%向けて、いまやるべきことだけに意識を向け続けるのです。その一歩ずつの歩みが必ず意味を持ってきます。