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2015/6/25

痛みはこうすれば消える

当院では痛みに対してこのように取り組んでいます。

 

カウンセリングによるヒーリング

カウンセリングを受けるだけで痛みが改善されるケースは少なくありません。ほとんどの場合、精神的な問題が痛みに関連しています。精神的なものが関わっていない痛みの場合、放っておけば時間とともに治癒していきますが、慢性的に痛みが続いているとしたら心の問題にアプローチする必要があります。私たちのカウンセリングは特殊能力を謳ったスピリチュアル的なものとは一線を画しており、自らが体験した苦しみと治癒からきっかけを得て、いくつもの改善例を踏まえて行われる、一切の危険を伴わない至ってシンプルなものです。

しかし、私本人もかつて患者として経験しましたが、カウンセラーの経験不足が、患者の意識を間違った方向に導いてしまい、場合によっては悪化してしまうケースがあるのです。実際に体験した人でないとわからないということは多く、患者さんとの現状理解に対するかい離があれば、それは意味を持ちません。具体的に言えば、痛みの原因となっている問題の認識を間違えれば全く改善が見られるはずがないのです。しかしその原因は勘違いしてしまうケースがほとんどです。というのも、一人ひとりの体験は複雑に違っていて、それは教科書では学べないことであり、経験を重ねることでしか理解しようがないからです。

一方で、一回のカウンセリングで驚くほど痛みが改善されるケースもあるのです。それは「性格や生活態度を改めなくては治らない」という漠然とした結論には、解決の糸口がないということを物語っています。

 

光線療法による体質改善

光線療法については他でも多く説明しておりますので最低限にしておきますが、血流から改善し、冷え体質を治します。生体リズムが整うことで免疫力のアップや、各種健康に必要なホルモンの分泌異常を改善し、自然治癒力を飛躍的に蘇らせます。私はこれまでたくさんの療法を体験してきましたが光線療法ほど効果が期待できるものはありませんでした。自信を持ってお勧めします。

 

気(プラーナ)マッサージによる癒し

マッサージという言葉はあまりにも広すぎてこの言葉を使うのは本意ではないのですが、他に言葉をつけても意味が通じないのでマッサージとしています。しかしながら、25年以上に渡る研究、鍛練によって改良されてきたものであって様々な特徴があります。

まず、すべての生命に降り注ぐ生命エネルギーを気(プラーナ)と呼ぶとすると、ヨガの修練によって気を自分の体に取り入れることが可能になってきます。もちろん無限段階があります。マッサージをするときは自分と患者さんを一つとし、共に大きな気と同化することによって、リラクゼーション効果が現れます。そうすることで気の補給が行われ、元気になっていきます。

生命エネルギーのゆらぎを感じとり、そのリズムを取り入れることでリラクゼーションが高まり、治癒効果が生まれます。具体的にはストレスが解消されるように思われる方がいます。さらにセロトニンという脳内神経物質が分泌されていることが期待できます。(私はセロトニンが分泌されると思っていますが、実証された訳ではありませんのでこのような表現にしました)。

セロトニンが分泌されると、うつ病のような精神的な落ち込み、よくわからない倦怠感、疲れやすさなどが改善することが期待ができます。そしてもちろん痛みの原因としての、セロトニン不足による脳の誤作動に対しても改善が期待できるのです。

 

私は原因不明の痛みで苦しみ、どんなことをしても治らず、痛み止めも効かない状態でした。病院はおろか、どこの治療家を訪ねても改善はしませんでした。今思えば天からの贈り物で私はすべてを体験し、克服することで、同じように苦しんでいる人たちへアドバイスができるようになったと思えます。どんな苦しい状態であったとしても、それは天が与えてくれた贈り物で、それを乗り越えた時、きっと素晴らしい自分に出会えるんだということを1人でも多くの人にお伝えしたいと思っています。乗り越えられるから与えられるということ。すべてに意味があるということ。それをかみしめることは、苦しんでいる時に大きな力になるはずです。

自己否定する気持ちやカルマや罰といった考えには救いがないことを私は学びました。すべてはヨガを実践から自然から学んだことです。天はあなたが憎くてこのような試練を与えているのではないのです。いつでもあなたをやさしく包み込んでいるエネルギーに気づくと、癒しはすぐにでも始まります。

どんなに苦しい、道なき道をくぐり抜けても、あきらめないこと。すべては結果が大事です。

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