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2023/2/2

老いの思い込みを解除する

私は現在50代ですが、若い頃より体力は落ち、物覚えも悪くなっているのを実感します。

その他にも年を感じてしまうことは正直多くあります。

 

それでも、自分はもう年だ、老いには勝てない、もう若くないと脳に言い続ければ、身体はどんどん老いを進行させてしまうのです。

若くないからこれもできない、あれもできない、身体はもう衰える一方だなど、なんと老いに対する思い込みの縄で自分を縛っている人の多いことでしょう。

 

人に対するいいわけなのでしょうか、自信を失うことへの防衛反応なのでしょうか、現実に起きていることは自分の老いを加速させているだけという現実です。

それだけ思い込みというのは怖いのです。脳は思い込むとその通りに現状を創っていくことができるのです。

 

同年代の友達に会うとめちゃくちゃ老けている人が結構います。それは精神年齢も含めてです。私も闘病が長かったため、とても若い容姿とは言えませんが実年齢よりは若く見られます。

実年齢より老けて見えているとしたら、それは自分自身の責任なのです。

 

まずは自分は「まだ若い」と毎日宣言し続けましょう。まるで20代であるかのように世の中を見るように意識してみましょう。

なんとなく景色が変わりませんか?20代に見ていた景色、人に対しても建物や車、植物などすべてに好奇心を持ち、いろんなことに可能性を感じて心躍らせていた心(脳)は自分の演出次第でよみがえるのです。脳をだますことができるのご存じですか、自分は若いと脳にインプットし続ければ足も軽やかに、肌も変わってくるのです。

 

その上で冷静さも持ち、無理なことはしないことも大切です。例えば二階から飛び降りれば骨折してしまうかもしれませんから。

 

いろんなことを知りすぎた、年をとるということはその分、限界や失望も味わい、そのため何を見ても脳は感動を忘れたかのように動かない、

 

そのような自分が現在存在していたとしても今日ここから意識を変えようとすることが大切なのだと私は思います。

 

「私はまだ若い、人生はこれからだ」という気持ちを失ってはいけません。

たとえ現在が50代、60代、70代だったとしても自分の意識次第で脳は変わるのです。

年だから疲れるというのも思い込みで増幅します。脳が制御しだすのです。周りの人は「もう年だから無理しないで」「その年ならもう無理よ」など

決めつけてきます。そこに思いやりがあるのならまだいいですが、大きなお世話です。自分はまだ若いと繰り返し、まだまだ人生はこれから、今からもっと新しいことに挑戦すると

自分が決めれば必ずできてしまうのです。

 

多くの人は60代くらいで人生はもう終わりに近づいていると思い込んでいます。本当は違います。人生は60歳からが本番です。

70代、80代と豊かで実りのある人生は必ず実現できるのです。若い人から「いつまでも若いねえ」と言われるようなお年寄りになりたいものです。

 

社会において老人はもっと尊敬されるべき存在なのです。ただ尊敬できないような振る舞いをする老人が多いのも事実としてあると思います。

年をとるに連れて頑固になり、弱気になり、ひねくれて自己中になっている迷惑な老人にも遭遇します。年を重ねるたびにエゴを強くしていく生き方をするか、

エゴの殻を脱ぎ、何もこだわらずに軽やかな心にどんどんなっていく生き方を選ぶか、自分次第でどのようにもなると思います。

名誉や財産、地位など何もなくても自由な心になることができれば人生すべてOKです。本当は自由な心になることだけが人生の真の目的なのですから。

 

 

昭和の名曲「神田川」の歌詞に「若かったあのころ、何も怖くなかった」とあります。

 

なぜ若いころは怖いと感じないものが年をとると怖くなってしまうんだろう。いろんな経験を経て、怖いんじゃ若い人の希望を削いでしまいかねません。

 

年とともに固定観念、固定概念が自分を縛り、人生とはこういうものだと決めつけしまっているのかもしれません。

 

私もそのことに気づき、毎日の瞑想を通して何ごとにもとらわれない、ゼロの心、若い心を養っています。

 

まずは言霊からです。自分は「若い」「なんでもできる」このような言葉を意識して使いましょう。自分だけに言うだけでも効果あります。

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