自律神経が崩れると様々な不定愁訴が現れます。腸過敏症、膀胱過敏症、めまい、ふらつき、疲労感、不眠症、うつ病、パニック症、慢性痛など様々な体調不良と自律神経の不調は関係があります。
私は医者ではありませんが、様々な健康法の実践と自分自身の闘病、そしてヒーラーとして多くの方の体調不良と接する経験から自律神経について理解を深めていきました。
自律神経を調えれば体と心の不調は消えるのです。特に病院で原因が特定できない痛みや違和感、胃腸の不調、疲労感などは自律神経から来ていることが多く、薬では治らないのです。
自律神経を調える方法は一つではありません。私が切り札としてお勧めする光線療法は光による自律神経へのアプローチ、血流の改善、ビタミンD合成の期待ができます。かなり悪化してしてしまった自律神経の不調は光線療法をある期間、徹底して受けることで改善している例が多くあります。
しかしながら運動と合わせて、どうしても無視できないのが食事についてです。食事は健康の基本であり、食べているものによって体はできているのです。食べ物に問題がある場合、いくら光線療法を続けても、運動を続けても、あるところまでしか上がっていきません。
では、食事は何を食べればよいのでしょうか?食事については情報が溢れています。結局、何を食べればよいのかが分からないという人が多くおられると思います。私は自らの体を実験台として長年、食事について研究を行いました。私は運動が健康には不可欠だという信念がありますので、積極的に運動を行い、年をとっても足腰がぴんぴんしていて、どこにでも行けるという状態でなければ健康ではないと、思っていますので、運動を毎日続けることと照らし合わせながら食事について研究をしました。
まず、知らなくてはならないことは自律神経を崩した人と、そうでない人と同じように考えてはいけないということです。自律神経が好調な人であれば、食事に対して神経質になる必要はありません。しかし自律神経が崩れてしまっていると思われる人は食事について気を向けなくてはなりません。とても大切な部分になってきます。
自律神経が崩れているかどうかは検査ではわかりません。数値として出る訳ではありません。ですから自分で気づくしかないのです。気づくヒントはたくさんあります。食欲が乱れていたり、睡眠がおかしくなっていたり、汗が急にでることがあったり、冷えを感じたり、体温調整ができにくくなったり、急に涙が出たり、疲れやすく感じたり、やる気がでなかったり。
これらが進行するとうつ病という診断が言い渡されることになったり、胃腸障害、関節痛などで病院通いすることになってしまいます。当院によく来られる間質性膀胱炎、慢性前立腺炎もほとんどが自律神経の不調と関連があります。
本題に戻りますが、自律神経は食事で改善することができるのです。私自身もそうですが、当院に来られる慢性病の方はほとんどの場合、自律神経の不調が見られます。そして食事についての見直しができるとかなりの割合で改善が見られるのです。そして同時に光線療法を続けることで早く回復が見込めます。体調が良くなっていく過程の中で運動を増やし、体力をつけていくことで病気になる前より健康になったと実感される方が多くおられるのです。
自律神経が崩れている方はまず、なによりも腸を元気にすることが大切です。腸環境が乱れているままであれば、光線療法を続けていてもなかなか完治はしません。それでも改善していく光線療法はすごいのですが。
腸環境を整えるためには、腸が喜ぶ食材を食べなくてはなりません。そしてそれはヨーグルトであるとは限りません。私はヨーグルトに関しては合う人と合わない人がいると思っています。それよりも大切な栄養素があるのです。
腸は第二の脳と言われています。腸が悪くなると脳の働きも悪くなり、うつ病になります。そして自律神経から様々な不調を引き起こすのです。健康に必要なホルモンの大部分は腸から作られます。精神薬は脳にアプローチしているに過ぎません。薬で症状が楽になったとしても腸から体質を変えていかなくてはいつかは行き詰まるのです。
どんな食材を選ぶべきなのか、食べない方がよい食材も知らなくてはなりません。
カウンセリングにおいて、詳しいアドバイスはしておりますが、このブログにも情報を載せていきますのでぜひ、読んでください。但し、少しづつしか書くことができないため、常に不完全な情報になってしまうこともあります。ご興味のある方は個人的にお問い合わせください。