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2015/9/30

間質性膀胱炎、慢性前立腺炎は治らない病気ではありません

間質性膀胱炎、慢性前立腺炎と診断された方にぜひ読んでいただきたいと思って書いています。

 

当院は光線療法、手技によって自律神経の崩れから生じる慢性病、精神的な不調に特に力を入れている療法院ですが、間質性膀胱炎、慢性前立腺炎の方にも改善実績が多くあります。

 

その理由として結果的に自律神経の崩れを改善させ、ホルモンの分泌を整えることで症状の改善に成功しているからです。

 

なぜ症状が改善されるのか、その答えはこれらの病気になった背景に自律神経の崩れとホルモンバランスの崩れがあったと推測できるからです。

 

自律神経とホルモンのバランスを整えるためには徹底した血流の改善が必要です。私の選択した療法は光線療法で、光線治療器を6台使用した全身照射を一回につき30分から50分、それを定期的に数ヶ月繰り返すことで改善が期待できます。

 

光線療法は1台でも効果が期待できます。そのためご自宅に1台お持ちの方は信じて続けていただきたいと思います。しかし6台による全身照射が効果的である理由としてベッドの上で保温状態を作れることが大きいと思われます。約40度の状態を作り40分程度裸で寝ていただきますが、この時、体は理想的に暖められ、光の作用で毛細血管が開き、血流が改善されていきます。

 

冷えがどれだけ進行していたかで変わりますが、深刻な血流不足に陥っていた方でも3ヶ月を目安に体質が変わってきます。それに比例して自律神経やホルモンバランスが整い出すのです。

 

その理由としてやはり光の力が大きいと思われます。可視光線、赤外線、紫外線のそれぞれの波長を再現した光線療法は体の中に浸透して細胞を修復するだけでなく、体の光感知器を刺激して、それが自律神経や脳神経のバランスを整えます。当院ではうつ病やパニック障害などの方にも良い効果が出ており、脳の緊張が和らぎ、緊張に傾いていた自律神経が整いはじめ、何年間も感じていなかった安らぎが戻ってきた、深く眠れるようになったなどの感想を持たれる方が多くいます。

 

中にはとても気持ちのいい、幸せな気持ちで眠れたとおっしゃる方もいます。これは脳から幸せホルモンと言われるものが分泌されていることが想像されます。

 

このように血流、自律神経、ホルモンバランスが良い方向へ行くに連れて間質性膀胱炎や慢性前立腺炎の症状が軽くなっていくことがよくあります。

 

それだけ脳神経の誤作動、自律神経の崩れが症状と関連していたのだと推察できます。

 

人によってはこの段階ですべての症状が消えていくこともありますが、症状が軽くなるが完全に消えることは無い場合、自律神経などの生体バランスだけでなく、体の特定の器官などに不調があり、それが影響していると考えられます。

 

例えば腰椎、仙骨、腸骨のゆがみ、その近辺の筋肉の疲労と硬直、胃腸の機能低下、腎臓の疲労、などです。

 

これらは検査をしても異常が出ない程度の不調であると思われます。胃腸の不調は感じやすいのでご自分でもわかると思います。腸の調子が悪いと膀胱の不調に繋がるのはまず間違いありません。

 

また長時間のデスクワークをしている方や車の運転が長い方の場合、腰やお尻の骨格や筋肉に問題を抱えている場合があります。同じ姿勢を続けることと運動不足が重なり筋肉から骨格に影響を与え、神経系統のトラブルを発生させます。この場合もレントゲンで問題が見つかることはありません。

 

内臓の問題、骨格、筋肉の問題も光線療法で少しずつ改善していきます。しかし当院では手技による調整をさせていただいています。筋肉をゆるめ、骨格のゆがみを調整すると自律神経は改善され、症状が軽くなっていくということがよくあります。うつ病なども同じアプローチでよい結果が出ています。

 

また胃腸、腎臓、肝臓などへも手技によって疲労、緊張を和らげ、機能を回復させていくことが期待できます。内臓の疲労、機能低下をそのままにしておくと完治は難しいかもしれません。食事の面、運動の面からも改善が期待できます。

 

光線療法と手技を合わせることでつらい症状が軽くなっていくということが当院ではよくあります。

 

それに加えてぜひやっていただきたいのが食事の改善と運動習慣です。食事に関しては個別にアドバイス差し上げるようにしていますが、食事はとても大切な要素です。これを機会にぜひ食事に関して見直し、これからの人生を健康で生き抜いていくために生かしていただきたいと思っています。食事に関しては強制するものではありません、ご希望の方のみに指導させていただいています。

 

運動指導はは当院の特徴のひとつで、ストレッチ、ヨガの指導経験が豊富で、お病気の方が無理なくできる効果的なプログラムを個人指導することができます。その中で呼吸法はとても大切なプログラムで、呼吸法で治らない病気はないと思えるほど素晴らしいものです。

 

ヨガは呼吸法をしながら行いますが、決して苦しいものではなく、毎日習慣にしていればいつのまにか体質が変わり、健康に自信が戻ってきます。若返りも期待できます。

 

ヨガ、体操、呼吸法も強制することはありません。ご希望者のみにレッスン差し上げています。繰り返しになりますが、光線療法を受けていれば良い方向へ行くので心配いりません。

 

早い方では数回の通院で改善を実感されますが、平均すると3ヶ月程度の通院が求められます。慢性病を克服するためには最低でもこれくらいの時間は必要です。治療を受けるという受け身だけでなく、ご自分で自分の健康を取り戻してみせると強い意思を持つことも大事だと思います。

 

間質性膀胱炎と診断され膀胱に炎症があると言われ膀胱拡張を定期的に行っていた方にも改善例がございます。そのような状況でも膀胱に治療を繰り返すことだけが道ではありません。このような方には膀胱が病んでいるという認識を一度リセットしていただいています。膀胱への意識が強すぎると気になりすぎてしまい、却って状況を悪化させるからです。

 

膀胱はなんの問題もないんだと気持ちを改め、全身のバランスを整えるためのルーティンをできるだけ無心で3ヶ月続けていただきます。するといつの間にか症状は消えていることがよくあります。それに加えて体質が改善され、その他の不調にもよい影響が期待できます。

 

光線療法が効果的であると知って、光線治療が受けられる施設を見つけ通ったがなかなか良くならないと言われる方がたまにいらっしゃいます。その理由は簡単に見つけることはできないのですが、仮に当院に通われていたとしたら様々な角度からアドバイス差し上げ、軌道修正差し上げるといううことがよくあります。光線は必ず効果があります。ただ効き始めるまでに時間がかかる方がいます。ゴールに近づくに連れて改善していく速度は速まりますが、初期は適応が難しいことがあります。また陽性反応が出ることがあり、それでやめてしまう人もいます。

 

なかなか効果が出ない場合は当院にぜひいらしてください。実際にお会いしてお話をすると問題点がわかると思います。

 

 

 

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