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2015/1/24

糖尿病について

糖尿病は、人体の活動に必要な燃料の役割をするブドウ糖を、能率よく燃焼させるために膵臓から分泌されるインスリンが、足りなくなって起こる病気です。インスリンの分泌には、やはりカルシウムの存在が重要で細胞の外と内で正しい比率を保っていなくてはなりません。もし、カルシウムの摂取が足りないと、細胞の中のカルシウムが増加して濃度が保てなくなります。それが大きな原因の一つとして糖尿病を発症したり進行したりします。糖尿病になると医師から食事制限がされますが、食事制限だけではく、充分なカルシウムが取れているかをまずチェックする必要があると藤田拓男医師は提言しています。また活性型ビタミンDも、糖尿病にとってたいへん重要です。ビタミンDが足りなくなると、膵臓からインスリンが分泌されなくなるからです。このためにカルシウムの腸からの吸収ができなくなり、糖尿病が起こります。また逆に、インスリンが足りないと活性型ビタミンDの腎臓での合成ができなくなるので、ビタミンDの不足が起こり腸からのカルシウム吸収が悪くなります。このようにビタミンDの不足とインスリンの不足は、悪循環を起こしながら進んでいくので、カルシウムとビタミンDを十分に摂ることはとても大切です。

光線療法を続けていくうちに絶望的な糖尿病が改善していった例はたくさんあります。光線を受けることでビタミンDの合成が可能になるだけでなく、全身の血流がよくなることでホルモンの分泌に好影響が出るからだと考えられます。

どんな状態にあっても健康を取り戻すチャンスは訪れます。まずは絶対に治すという強い意志がすべてを可能にすると私は思います。

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