マッサージによって痛みは軽減します。よほど未熟なマッサージ師でなければどんなマッサージでもある程度の効果は期待できます。ただし、マッサージ師に力みがあったり、自信喪失状態であったりした場合、体に対して悪影響がでてしまうことは十分に考えられますので、マッサージ師はよく選ぶ必要があると思います。
当院の場合、肉体だけを見ずに全体の気の流れを見ます。そうしないと体が緩んでいかないのです。そして健康を崩してしまっている人の場合、まず間違いなく気=エネルギーが枯渇してしまっているのです。本来なら気は自然に漲ってきます。しかし、食べ物の問題、薬害の問題、運動不足の問題、呼吸の問題、睡眠の問題、ストレスの問題、自然との隔離などによって気の流れは著しく悪化するのです。例えば、気が100のうち80ある人がいます。この人は健康体であるだけでなく、ほとんど疲れ知らずで活動しているような状態です。これだけ気が漲っていれば仕事の面でも上手くいっているでしょう。80以上の人はほとんど存在していません。かなり自然と一体になった生き方であると同時に天命に生きている状態でなければ100に近い気は漲りません。人間の持っている潜在能力をいかんなく発揮し、他から見ればスーパーマンのような活躍ができる人です。この地球上にはいつの時代にも必ず存在していたし、空海のように名を残しているかもしれません。
一般的には40~70程度の気の状態で健康を自覚し、仕事も私生活も問題なくある程度無理もできる状態の人が多いかと思います。
しかし、気の量が30以下になると体の不調を自覚し、10以下になると病人ということになります。0=死ということになります。
この気の数値は説明するために例をあげたに過ぎず、あくまでも私自身の感覚のものです。
気の数値が10位になると自分ではなかなか蘇らせることができなくなります。まず、何よりも気づかなくてはならないのは、気を枯渇させている悪習慣を止めるということです。食習慣であったり、睡眠であったり、人間関係であったり、やるべきでないことをズルズルとやり続けていることが不健康の原因であることはまず間違いありません。夜更かしをしてゲームに熱中していたり、過度な夜遊び、セックス、薬物など、自分で気づいて止めることから健康は始まります。
止めるべきことに気づいて止めたとしてもすぐに健康が戻ってくることはありません。長年積み重ねてしまった原因はある程度の時間が回復には必要になります。気が10以下になってしまっていたり、明らかな病状がある場合は、何かしらの方法で気の補給が必要になります。
仕事を休み、自然の豊かなところで、療養を行うなどはとてもよいことだと思います。ゆるされるのであれば、ぜひ、その時間をとって体を回復させるべきです。しかしそれでもなかなか回復しないケースもあります。
そこで気の補給がができるマッサージを提供しています。なぜ、気の補給ができるのかと言えば長年の鍛練によってとしか言えません。普通のマッサージであっても気の補給は自然に行われています。しかし、マッサージ師の気には当然限界があり、マッサージ師は本能的に自分の気を守るやり方をとります。ある程度は相手にあげてしまいますが、問題は生じません。しかし、患者が得られる気はあまり多くはありません。
宇宙には無限の気=ネンルギーが満ちています。それは自然にしていれば体内に入ってきます。大概は食事によって行われますが、古い気が出れば新しい気が入ってくるという原理がありますので、古い気を出す行為、例えば体操、運動、呼吸などによって気の入れ替えが行われます。普通のマッサージでも古い気は出され新しい気が入ってきます。ですから、マッサージ師が普通であれば、何かしら健康回復に効果が期待できるのです。
私のマッサージを少し宣伝させていただくとすれば、自分の中に大きな気を取り入れることを訓練で修得していますので、マッサージを行う時に患者と私が一つのエネルギー体となることによって、同時に気の補給が行われるのです。そして癒しは施術者である私にも現れます。そこが、素晴らしいところです。私もマッサージをすることで癒しをいただくことができるのです。自分が癒されている度合いが強いほど、患者さんの癒しも強いということが見られるのです。
気の補給を行うと同時に患部に対してもアプローチを行います。しかし膝が痛いからといって原因がすべて膝にあるわけではなく、例えば首の方からバランスをとることで膝に痛みが出ているというケースもよくあるのです。ですから、どこをどうやってマッサージするかは簡単ではありません。ある程度の経験が必要になるのです。
体全体の気が補給されると痛みが軽減するケースは多くあります。さらに器質的な変化にに対しての手技によっても軽減されます。
さらに、マッサージの全体の流れでストレスが軽減され、脳がリラックスを始めます。そうすると必要な脳内神経伝達物質が分泌され、痛みの原因となっていた脳の問題が解消されるのです。
しかし、すべてにおいて個人差があり、一度ですべてが解消されることではありません。それを期待されることは無理があります。長年掛かって異変が生じているのですからある程度の回復時間は必要になります。これはどんな治療を選ばれたとしても同じだと思います。薬に頼らずに根本から体を治すことをぜひおすすめします。気がついたら心の問題も軽減されていきます。自分はなんてダメなんだろうと思ってしまう人がたくさんいます。すぐに怒ってしまう自分、人を責めてしまう自分、つらいことから逃げ出してしまう自分、違う自分を演じてしまう自分、いざという時おびえてしまう自分、堂々とした振る舞いができない自分、そういう自分がいたとしても、それこそ本当の自分ではないのです。それを治そうとしたり、克服しようとしたりしても打ちのめされてしまい、さらに自分を卑下してしまうというような悪循環が始まります。そうしているうちに物の見方が捻くれてしまうのです。
どうしたらよいのでしょう。どんな自己啓発セミナーに行っても解決できません。解決方法は一つです。
脳の異常を自覚し、薬に頼らず、正常に戻していくのです。例えばセロトニンという脳内物質が極端に少なくなってしまっている状態で、精神的な問題を治そう、克服しようとしてもできないのです。できない時はできません。どんな優れた指導者が手を差し伸べたとしてもできません。私は自分も含めてそういうケースを何度も見てきたのです。本当に治療が必要な時に自己啓発セミナーや宗教は全く役に立ちません。時間が立てば立つほど、もがけばもがくほど悪化してしまうのです。
だからと言ってすぐに精神科医にかかるのはおすすめできません。私の経験上、薬に関する知識以上のことは全く望めないからです。しかし、今の私には薬が必要だと自分で判断するのなら、それもよい選択です。薬は絶対ダメではありません。しかし、最短で薬を卒業するためにはそれなりのアプローチが必要になります。
マッサージに加えて、カウンセリング、光線療法を組み合わせることで、痛みやその他の病気を改善させることは可能です。私は自らの経験を元にその方にあったバランスでプログラムを組むことができます。
例え、末期がんで余命が少ないと宣告された方であっても、決して希望を失わないでください。当院には理論に基づいた複数のアプローチから、自然回復を期待する技術や知恵があります。どうして、他の治療院や病院でしないことをやって、病気が治るだろうか。ここの治療院はおかしいのではないか?と思われるかもしれません。しかし、よく私のブログを読んでいただけばわかると思います。間違いなく、先端を行く療法です。