先日いらした50代の女性は、体調不良と関節痛を抱えておられ、知人に光線療法を勧められ、当院に来られました。
まず初めにカウンセリングを行うのですが、あまり話したがりません。私は当院による食事指導や運動指導、その他のアドバイスは求めておられますか?と尋ねました。
「私は光線だけでいいのです。運動をしたほうがいいとは思いますし、食事もほめられたものではありませんが、光線を受けるだけでいいのです」
私は「もちろんそれで結構です。光線だけ受けていかれる方もいらっしゃいます。もしアドバイスが必要と感じたらいつでもおっしゃってください」と言いました。その方はほっとしたように気持ちが楽になり、リラックスをされ、マッサージと光線を受けていかれました。
私のところに来られる方の中には強くアドバイスを求められる方も多くいますが、ただマッサージや光線を受けたいと来られる方もいます。人によっては病気のことを話すことが楽になる方もいれば、苦痛に感じる方もいます。初めから信頼できないと思われる方もいます。
私はブログなどで自分の考えを強い信念を持ってお伝えしているので、考えを押し付けらるのではないかと不安になられる方もいるのではないかと思っています。光線は古くからある民間療法ですので知っている方も多く、全身照射が受けられる施設をただ探しているという方もいると思います。
そのような方には最初に健康指導、アドバイスを求めますかと聞くようにしております。そして光線だけを受けたいとおっしゃっていただければ、深く聞くようなことはしておりません。光線を健康維持のために定期的に受けたいと思われている方も、スパに行かれるような気軽な気持ちでどうぞいらしてください。