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2015/6/29

痛みを解消する~カウンセリング編

カウンセリングで痛みが消える原理をご説明いたします。

当院ではカウンセリングだけを行うことはほとんどありませんが、カウンセリングはあらゆる症状を改善するために必要不可欠です。私のカウンセリングは独自のものですから専門の勉強をされたカウンセラーと比べ不安に思われる方もいるかと思います。

しかし私自身、大きな苦しみの最中にいる時、様々なカウンセリングを受けた経験があるのですが、全くよい方向へ向かいませんでした。そればかりか偏った経験、学問で指導されることで悪化してしまいました。

具体的には統合失調症やパニック障害の症状を訴えても理解してくれないのです。さらに家族に対してのアドバイスも的を得たものではなく、結果的に家族間でギクシャクしてしまったこともありました。痛みに関しても痛みが発生する仕組みを理解していないカウンセラーがほとんどで病院での検査、診断以外なんのアイデアも持たないのです。簡単に言えば判で押した回答に終始し、最初からお手上げの患者を認めた上で偏った理論で対応しているのです。私の痛みに対しては何の解決策を持たないばかりか、薬による治療を勧めるしかアイデアがなかったのです。精神科医にしても言うことはバラバラです。

自分も同じような病気になって苦しんだ経験がないとなかなか導き方がわかりません。中には真剣に向き合って真実を掴んでいるカウンセラーもいると思いますが、わからないままで、そのことを謙虚に受け止めずに患者に対して接している人も少なくありません。

 

痛みが器質的な損傷によって引き起こされるだけでなく、心の問題が大きいということはあまり知られていません。確かに体にも痛くなる原因はあります。しかし慢性的に続く痛みの原因のほとんどすべてが心の問題に起因しているのです。

ですからその問題を解決していかないことには痛みは消えません。

 

心の問題というのはどういうことでしょうか?そこには大きく分けて二つの面からアプローチを行います。一つは潜在意識です。ストレスというと勘違いされてしまうかもしれませんが、大まかにいうとストレスです。しかしその問題になっているストレスにどのようにアプローチするのかが大事であり、その部分が私のカウンセリングの最大の特徴です。

気づくことがカギになります。それは自分を自分と思いこんでいた仮の自分に気づき、光を照らすのです。光とは意識です。気づきのエネルギーによって痛みの原因となっていた自分は自然に消えていきます。消えていくプロセスで抵抗にあうこともありますが、時間の問題です。宗教的に聞こえるかもしれませんが、宗教とか、スピリチュアルなヒーリングとは違います。原理に忠実になるだけなのです。しかしながらここで説明できることは限られますし、導き方が大事です。一度原理がわかれば何度もカウンセリングを受ける必要はありません。すぐにでも効果が表れることが期待できますのでいい方向に向かっていることが実感できればあとはひとりでによくなるのです。

潜在意識を分析して性格を治そうとしたりしてはいけません。これをやると悪化します。過去にあったつらい記憶を呼びおこし、癒そうとする必要もありません。いつまでたっても癒されないことにいつか気づくだけです。どんなに深い傷を負った心であってもその日のうちに深い癒しを感じることが可能です。

 

もう一つは心=脳と考えるアプローチです。脳の誤作動を治していくというシンプルな考え方を行います。これは潜在意識の問題と同時に行いますが、場合によってはこちらを重視して行うケースもあります。

それはあまりにも脳の誤作動が強い場合、潜在意識を冷静に見つめることなど到底できないからです。脳の誤作動を治すと言うのは脳内神経物質の分泌と連携を正常に戻していく作業になります。神経物質が足りない状態で怒りっぽい性格をどうにかしようとしても無理が生じます。病院に行けばそこで薬になるのですが、カウンセリングにより脳内神経物質にいい作用をもたらすことは可能です。しかしながらこの部分においては光線療法とマッサージによって改善が強く期待できるのです。

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